鳴虫山

鳴虫山 (1104m)

2005年4月24日
鳴虫山はJR日光駅もしくは東武日光駅から周遊できるハイキングコースとガイド本にある。日光の山々の展望がきくようなので見に行った。

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田母沢公園から

日光から国道を大沼方面へ行くと神橋をすぎてすぐに総合会館がある。そこで斜め左へ左折して突き当りまで行くと田母沢御用邸記念公園の門の前に出る。左折して50mくらいのところに公園があり、その駐車場に停車した。または大谷川を含満大谷橋で山側に渡るとある含満淵にも無料駐車場がある。どちらもトイレがあり便利だ。

日光

歩き始めは、いったん国道沿いに日光の市街地へ戻る。一般公開中の神橋の前を通り市役所入り口を通り過ぎ、右側に注意していると天理教の道場がある。道場の正面を東側に歩いていくと鳴虫山の道標があって何人かのハイカーが先行して歩いていた。道標どおりに山へ向かって歩いていくと詳しい案内版があった。ここから山道である。

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急登・杉檜林

最初は少々急登であった。社がある高台にでると正面に女峰山が大きく見える。左に杉の植林、右に自然の雑木を見ながらどんどん高度を上げていく。春といえどまだ山は冬枯れの景色だ。

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神ノ主山 (842m)

神ノ主山からの女峰山の眺め。すばらしい。

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アカヤシオ

鳴虫山はヤシオツツジで有名だそうで期待して登る。冬枯れの雑木の中に桃色の花をつけたヤシオツツジを見つけた。さらに高度を上げるとたくさん咲いていた。みごとなものだ。緑の葉が出る前に花をつけるのはまるでソメイヨシノのようだ。ヤシオツツジの花はサクラより大きい。

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鳴虫山 山頂(1104m)

鳥もにぎやかだが、人もにぎやかであった。山頂までのところどころで華やかなヤシオツツジの群生に会えた。山頂には狭いながらもテラスのような台とベンチがいくつか置いてあって先客が休憩していた。私もカップ麺とおにぎりで空腹を満たしつつ長い休憩をとった。山頂からは女峰山、大真名子山、小真名子山、日光男体山がどーんと大きく見えた。見ると覆われるほどではないがまだ雪が多くついている。鳴虫山の道中は雪はまったくなかった。スケッチなどして心置きなく休んでから下山。

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急な下り

下りは自然林に囲まれた尾根をしばらく歩くことになる。雰囲気のよい尾根だ。山頂のすぐ下の山肌にはカタクリの花が多く見られた。

鳥の声もいっそうにぎやかだ。

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合峰(1084m)、独標(925m)を経てどんどん下降し杉の植林に入ると、木の丸太で作られた階段に難儀する。土が流されてしまい、階段であっただろう丸太はハードルと化していた。しばらく歩きにくいのを耐えて降りきる

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化け地蔵

大谷川に沿ってたくさんの地蔵さまが並んでいる。人によって、あるいは行きと帰りで数えた結果が異なるという。よって化け地蔵というそうな。

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含満ガ淵・慈眼寺

含満ガ淵を抜けて慈眼寺の辺りでは多くの人が芝生にお弁当を広げていた。春爛漫といった感じ。地蔵様がいるが、人によって数えた結果が違うといういわれから化け地蔵という別名もあるらしい。お寺の正面から出てアイスクリームののぼりに後ろ髪を引かれつつ歩いていく。含満大谷橋を渡り住宅の間を迷いながら車をとめた記念公園まで歩く。このあたりはウォーキングコースが設定されていてところどころに案内板がある。機会があれば史跡めぐりもしてみみたいところ。日光は神橋の一般公開がありたいへんにぎわっていた。

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道の駅きれつがわ

帰りは道の駅きれつがわ、で温泉に入ってサクラアイスを食べて帰ったのさ。

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カタクリ

Photo: NIKON COOLPIX4300
Cording: Panasonic SJ-MR240
Mike: audio-technica AT9470

タイムテーブル

山行名: 鳴虫山
出発日: 2005-04-24
帰着日: 2005-04-24

到着時刻 出発時刻 場所
06:45 06:45 田母沢公園
07:00 07:00 神橋
07:10 07:10 日光市役所前
07:15 07:15 天理教日光道場
07:20 07:20 鳴虫山登山口
07:30 07:30 神社
07:55 07:30 神ノ主山
09:05 10:10 鳴虫山
10:25 10:25 合峰
10:55 10:55 独標
11:40 11:40 化け地蔵・含満ガ淵
11:55 11:55 含満大谷橋
12:20 12:20 田母沢公園

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