• 磁北線の引き方 2020年9月28日
    磁北線の引き方と早見表 国土地理院発行の地形図は上下左右がそれぞれ北南西東である。南北の極は地球の自転軸と地球表面の交点を示す。しかしながら我々が使用するコンパスが指す磁針方位は前述の地図上における北に対してずれがある。よってコンパスで方角を見定める場合このずれを補正する必要があるのだ。 参考:国土地理院 地磁気のページ 地形図の注意書きに、「磁針方位は西偏約 *°*′」と記載されている。°**′は地形図の表示範囲により異なる。この西偏角度より磁針方位の北の方角を地形図に記入し、これと平行で40mmおきに何本か線を引く。なお計算式は ...
  • 湯船山 2007年8月12日
    湯船山 (1041m) 6月に駿河小山駅から不老山へ登った。その際に不老山から西へ延びる尾根に鎮座する湯船山が気になったのだ。 御殿場駅前バス乗降所 8月から9月にかけてのみ富士急バスがハイキングバスと名打って明神峠までバスを運行する。それに合わせて計画してみた。御殿場駅からバスを待つ。富士山へのお客さんが多く、大勢のハイカーでごった返していた。 御殿場駅 2007/8/12 ...
  • 長者ヶ岳・天子 2007年7月8日
    長者ヶ岳~天子ヶ岳 天気がよかったので朝霧方面の山へ。いつもなら毛無山へ登るだろう。というところを長者ヶ岳~天子ヶ岳にした。 田貫湖 久しぶりに田貫湖へ来た。長者ヶ岳と天子ヶ岳に囲まれた人造湖だ。釣り人や、キャンプを楽しむ家族連れで賑やかだ。この日は水量もまずまず。 田貫湖 2007/7/8 8:19 登山口 ...
  • 勘行峰・井川峠 2007年6月24日
    勘行峰(1449.6m)~井川峠 今日の天気予報は雨だった。でもどこかを歩いておきたい。そんな日はわざわざ行くほどでもないが気になるところ、井川峠にしよう。 勘行峰ハイキングコース ここから林道に沿って歩く。天気は悪く、今にも雨が降りそうだ。 やがて牧場の柵が見えてくる。脇にあったオオカメノキの花が満開であった。 勘行峰ハイキングコース ...
  • 不老山 2007年6月17日
    不老山 (928m) 不老山は その名前から低山ながら人気があるようだ。私も3度目である。 駿河小山駅 JR御殿場線の駿河小山駅からスタート。本数が少ないので下山時間を予測して帰りの電車に間に合うよう計画を立てる。電車の到着に合わせてタクシーが待っていたので別の登山口まで利用してこちら側に下山するのもいいね。 駿河小山駅 ...
  • 毛無山 2006年11月4日
    毛無山 (1946m) 毛無山へトレーニング。水を4.5リットルと寝袋やクッカーを担いで登るのだ。 麓 登山口 いつものごとく朝霧高原の麓集落にある登山口に駐車した。紅葉シーズンなためか駐車場が混んでいる。不必要な大きいザックを担いでいるのは私くらいか。登山口に案内コーナーのような掲示板が設置されていた。 ...
  • 思親山 2006年10月28日
    思親山 (1031m) 思親山は天子ガ岳の西にある山である。十数年ぶりだ。JR身延線の井出駅を起点に山頂を目指す。下山は佐野峠から内船駅へたどるルートである。 井出駅 井出駅は無人駅だ。駅前には主要県道が通っている。富士川の川幅が大きい。県道を身延よりに歩いて踏切を渡る。写真の中村屋支店を目印に、わきの車道を登っていく。中村屋支店は営業しているのかが微妙な雰囲気だ。支店ということは本店があるのか? ...
  • 笹山 2006年9月24日
    笹山(1763m) 笹山は井川峠の北に位置する山だ。今回はがんじゅさんの計画で安倍奥側から登る。ルートは孫佐島~一服峠~井川峠~笹山~牛首峠~新田。結構長い。 孫佐島 孫佐島の公園 2006/9/24 ...
  • 参謀本部 2006年8月5日
    参謀本部 (952m) その名前だけで惹かれる参謀本部へ。栗駒集落から権七峠を越えて参謀本部へ登頂、下山は北尾根で上落合の集落へ。この暑いさなかに低山を行くがんじゅさんと私...。 ...
  • 蓼科山 2006年7月15日
    蓼科山 (2530m) 暑い毎日が続く。自宅ではノーエアコン人生を送っているので週末は山へ避暑に。八ヶ岳ならリゾートっぽいし。 女神茶屋 ビーナスラインを走り、スズラン峠の南側の女神茶屋というドライブインを目指す。その近くに蓼科山登山口と駐車場がある。1998年に同じコースで登ったときは駐車場から木道が敷かれた道を登ったが、そこは閉鎖され舗装路を少し南に下がったところに新しい登山口が設けられたようだ。 ...
  • 突先山 2006年6月25日
    突先山 (1021m) 突先山は安倍川と藁科川に挟まれた山域にある。バスを利用して突先山から延びる一筋の尾根をたどってみた。 奥長島 静岡駅から奥長島行きのバスに乗る。終点の奥長島で降りるときには私ともう一人の登山客のみだった。雨が降り出しそうな空気。アジサイだけは元気だ。 アジサイ 2006/6/25 ...
  • 大菩薩嶺 2006年6月3日
    大菩薩嶺 大菩薩嶺は過去に歩いたことがある。そのときは上日川峠からの周遊だった。その時から裂石温泉から歩きたいと思った。そして今回、裂石温泉から丸川峠へ登って大菩薩嶺~大菩薩峠と歩いた。道中で鳥の声を録音したがレベル設定を間違えてしまったので音が小さいのね(T_T)。 裂石登山口 裂石登山口には7時前に着いた。1台の車もない。身支度をしていると車が何台も通り過ぎていく。上日川峠まで車で登るのだろう。車道を歩き出す。車が上って行った道をしばらく歩くと冬季閉鎖用のゲートがある。ゲート手前の左に丸川峠分岐駐車場が整備されていた。ここまで車で来てもよかった。 裂石登山口駐車場 2006/6/3 7:05 丸川峠分岐 ...
  • 高山・無双連山 2006年5月3日
    高山・無双連山 (1083m) ムゾレヤマ、ムソレヤマ、ムソウレンザン、読み方はいろいろなようだがかっこいい名前だ。以前から気になっていたのだ。崎平駅から上って青部駅へ降りるコースを考えていたが青部へ下る分岐に「キケン×××」の文字と木の枝でバリケードがしてあった。よって往路を下りることにした。 大井川鉄道の崎平駅から 大井川鉄道はSLで有名で、この日も汽笛を鳴らしながら何本か運行していた。スタート地点の崎平駅は千頭駅から一駅の小さな無人駅だ。ここから国道に出て柳沢大橋で大井川を渡ってすぐ左折して橋の下をくぐる。 崎平駅 2006/5/3 ...
  • 芦ノ湖一周ウォーキング 2006年4月30日
    芦ノ湖一周ウォーキング 今日は運動不足解消のため、半ば恒例化している?芦ノ湖一周ウォーキング。 芦ノ湖 三島駅に集合し、バスで箱根町へ。雲は多いが天気予報では雨が降らないと言っていた。バスターミナルから西岸へ進んで時計回りに一周するのだ。 白浜へ向かう 2006/4/30 9:28 箱根町芦ノ湖 ...
  • 大野山 2006年4月9日
    大野山 (723m) 大野山は12年くらい前に一度訪れている。御殿場線から近い山で、その時は天気が悪かったっけ。今日はとても天気がよくいいハイキング日和だ。谷峨駅からスタートして山北駅へ下りるコース。全行程でも4時間もかからないだろう。 谷峨駅 谷峨駅を降りて西へすすみ線路を渡って国道246号線の上を歩道橋で渡り、山へ向かって歩いていく。 谷峨駅 2006/4/9 ...
  • 神山 2006年3月26日
    神山 (1438m) 箱根の神山は外輪山のひとつ。南となりの箱根駒ヶ岳はロープウェーがあって観光客でにぎやかなのだが神山はひっそりとしている。 坊ヶ沢登山口 芦ノ湖東岸を沿って走る県道の途中に坊ヶ沢登山口がある。駐車場もなく注意していないと見落としてしまうかも。登り始めは緩やかだ。道幅は広く多くの人が歩いているように感じた。ササの中にブナやヒメシャラ、アセビなどが目立った。 車道沿いの登山口 2006/3/26 ...
  • 八丁池 2006年2月19日
    八丁池 八丁池は伊豆の天城にあって池の周囲が八丁あるそうだ。計算すると872.72m。実感が湧かない。では見に行こう。グループARUKUの皆さんと天城へ行った。 水生地下 国道を天城トンネル目指して南下していく。旧天城トンネルの分岐点にある水生地下の駐車場から歩き始めた。指導標を見ると向峠の前後で崩落があったらしく旧天城トンネルの上を通って行く縦走路は通行止めだそうな。下り御幸歩道を通って八丁池へ行くようにとのこと。 Caution 2006/2/19 8:37 水生地下 ...
  • 筑波山 2006年1月22日
    筑波山(877m) 茨城生活もあとわずか。最後は筑波山で締めくくろう。 筑波山ろくへ 昨日は水戸に十何年ぶりかの大雪が降った。さぞ筑波山にも積もっただろうと期待した。車で筑波山山麓まで走ると、水戸は積雪が多いが南へ進むとさほどでもなかったようだ。 筑波山遠景 2006/1/22 8:37 筑波山神社 それでも筑波山神社の前の道路はカチコチに凍っていた。 筑波山神社 ...
  • 八森山・三星峠 2006年1月8日
    八森山~三星峠 昨年の11月に安倍奥の八森山へ登った。北東の尾根から登り北へのびる尾根で二王山つなげるルートであった。今日は東の尾根から登り南の尾根を下り、三星峠を越えて中平へ下りようと計画。下山ルートで道を誤って登り返すなどしたために予定より下山が遅れてしまった。ルートの詳細はがんじゅ氏の記録に譲るとして私は例によって軽い日記風で紹介しよう。 渡から この冬は暖冬という予報だったが寒い日が続く。しかし冬型の気圧配置が強く太平洋側では雪や雨が降らない。安倍奥も山伏まで行けば雪が多くあるのだろうか。寒い。雪の心配もありアイゼンを携行した。山肌を見る限り雪はなさそうだったが。前回と同じ渡(ど)の吊り橋付近に駐車する。吊り橋を渡り、渡りきった所の尾根の南側の尾根に取り付き登っていく。 吊り橋 2006/1/8 9:33 これから取り付く尾根 ...
  • 花沢山・満観峰 2005年12月24日
    花沢山・満観峰 静岡と焼津の境に山並みがある。海側は大崩海岸といわれ波の浸食が激しい。そこから日本坂トンネルを縦断し静岡市丸子(まりこ)へ向かって山が続いている。そんな里山が2005年最後の登山となった。 焼津駅 本来は大崩海岸から登りたいところだが地形図を持ち合わせていなかったので焼津駅から花沢の里まで車道を歩き、そこから山道へ入ることにした。そして日本坂峠から花沢山を往復し、その後満観峰、朝鮮岩とつづいて丸子へ下りる。そして安倍川駅から電車に乗って戻る計画だ。 JR焼津駅 ...
  • 加波山 2005年12月4日
    加波山 (709m) 加波山(カバサン)は筑波山の北にある山で山頂には加波山神社が祀られている。今日はJR水戸線の岩瀬駅から尾根に取り付き、稜線沿いに歩いて御嶽山、雨引山、燕山を経て加波山へ登る。そして一本杉峠を白井へ下りる。下りてからは県道に出てバスで岩瀬駅へ戻る。各種ガイドブックにも紹介されているハイキングコースだ。 JR岩瀬駅 加波山はともかく筑波山の方は筑波TXの開通でかなり賑わっているという。筑波山まで歩くとかなりの充実度だが今日は時間も体力もなく途中までなのだ。 JR岩瀬駅 2005/12/4 ...
  • 八森山・二王山 2005年11月19日
    八森山(1044.6m)~二王山(1208m) 今年の5月にがんじゅ氏とアツラ沢の頭~込岳~二王山を歩いた。こんどは渡(DO)から二王山へ至る尾根を歩いた。メンバーはがんじゅ氏と、山は久しぶりのたむきん氏。 渡 渡と書いてDOと読む。発音はドゥ?安倍街道の渡本(ドモト)のバス停から梅ヶ島よりへ少し車道を歩くとつり橋がある。 渡(DO) 2005/11/19 9:20 安倍川にかかるこのつり橋、狭くて人がすれ違うのも大変だ。少しゆれるし、高度感もなかなかだ。つり橋の脇に空き地があり、ここに駐車させてもらった。 吊り橋 ...
  • 猫魔ヶ岳 2005年11月5日
    猫魔ヶ岳 (1404m) 猫魔ヶ岳は会津磐梯山のとなりにある。猫魔ヶ岳へ登って磐梯山を眺めようという山行。 雄子沢駐車場 登山口は雄子沢駐車場にした。ここから雄国沼経由で猫魔ヶ岳へ登るのだ。 雄子沢駐車場 2005/11/5 ...
  • 会津朝日岳 2005年10月29日
    会津朝日岳 秋も深まった薄曇りの日。会津朝日岳をめざした。この時期に訪れる人は少ないようだ。静かな、しかし紅葉はみごとな、よい山旅となった。 駐車場・登山口 国道289号線にある萬歳橋の西側から川沿いの道を南へ入る。「いわなの里」を過ぎてダートを少し走ると駐車場があった。登山届けのポストもある。朝の7時だがすでに車が2台とまっていた。 駐車場 2005/10/29 7:26 歩きはじめ 天候は曇り。そして山の北側から登るので薄暗い。朝露に濡れると冷たそうだ。めずらしくスパッツを着けた。登山口からすぐに木橋がある。水量が少なければ徒渉もできそうな沢だ。 橋 ...
  • 田代山~帝釈山 2005年9月17日
    田代山~帝釈山 福島県と栃木県の県境にある山で田代山の山頂は湿原になっているという。最短で登れる猿倉登山口へは福島県側から車で入る。栃木県側からは現在通行止めで入れない。 猿倉登山口 舘岩村の湯ノ花温泉を目指して車を走らせる。湯ノ花温泉の奥へ進むとやがて未舗装路となる。そこからダートを10kmちょっと走ると猿倉登山口の駐車地点に着く。駐車できそうな広場は2カ所あって、手前側では新しいトイレを設置するための工事をしていた。沢沿いの道からスタートだ。 猿倉登山口 2005/9/17 7:27 水場 沢沿いのじめじめした道を登っていくとすぐに水場がある。ここが最後の水場と書いてあった。 音 沢沿いの道 ...
  • 荒海山 太郎岳 2005年9月3日
    荒海山太郎岳 (1580m) 2005年9月3日 福島県と栃木県の境にある荒海山は福島県側の呼称であり栃木県では太郎岳と呼ぶらしい。鳥海山以来、渋めの山を登りたかったのだ。 駐車地点 登山ルートは福島県側からの一本道で、すなわち往復することになる。八総鉱山跡まで車を乗り入れる。途中は細い道なので慎重に運転した。狭い上に両脇に草が茂っているので車体にヘアライン模様がつく。私は鉱山跡のかなり手前に止めてしまったが、鉱山跡の少し先が道幅が広くなっていて止めやすい。この日も2台が止まっていた。 駐車地点 2005/9/3 ...
  • 白根山 2005年8月20日
    白根山 (2578m) 2005年8月20日 奥日光の白根山は10年くらい前に登ったが、あまり記憶になく、写真も少なかった。人気のコースで登りなおしてみた。 菅沼登山口 菅沼周辺には土産物売り屋やキャンプ場がある。そんな中に登山口があり、車は土産物店のじゃまにならないように林道わきに止める。7時前だったがすでに10台以上の車が置いてあった。薄曇りのようだが非常に暑くなりそうな予感。水を3リットル担いだ。駐車場からじゃりの車道を歩いていくと並木の外側に黄色いお花畑が見えた。そのなかを登山道が通って気持ちがよい。 菅沼登山口 2005/8/20 ...
  • 富士山 2005年8月7日
    富士山(3776m) 2005年8月7日 なぜ富士山へ?それは、山頂にあったレーダードームが撤去されてから登っていなかったので。下界からも山頂の景観が変わったが、山頂はどんなふうになったのか興味があった。富士宮口からの往復最短コースで行ってきた。 マイカー規制 富士山スカイラインは夏の一時期にマイカー規制をしている。マイカーは西臼塚駐車場か、水が塚駐車場に駐車して、そこからシャトルバスかタクシーで五合目まで入るのだ。富士宮側からは西臼塚駐車場が近い。 西臼塚駐車場 2005/8/7 7:14 五合目 五合目は御来光を見て下りてきた人と、これから登る人で賑わっていた。外国の方が多いように見える。五合目では高度順応のために1時間ほど時間をつぶした。 五合目から見上げる ...
  • 鳥海山 2005年7月25日
    鳥海山 東北の山へ行きたかった。 秋田県と山形県の県境にある鳥海山は出羽富士、秋田富士といわれる独立峰だ。裾野はブナの密林で覆われ、森林限界を越えるとみごとなお花畑だという。今回は山形側にある鳥海高原ラインで滝の小屋直下まで車で上がり、山頂付近のお花畑を楽しむ計画にした。 鳥海山へ 山形道の酒田ICを下りて湯の台へ向かい車を走らせる。広いたんぼから鳥海山がすそのを広げていた。なるほど富士山のようだ。今日(7/23)は移動のみ。 八幡町から鳥海山 ...
  • 七ヶ岳 2005年7月16日
    七ヶ岳 (1636m) 2005年7月16日 ななつがたけは田島町にある山で、私は舘岩村の高杖高原にあるスキー場から往復した。七ヶ岳から下岳へつらなる縦走路を歩けば充実した山行になるが、この日は準備不足であった。 駐車場 2005/7/16 ...
  • 大真名子山~小真名子山~女峰山 2005年6月27日
    大真名子山~小真名子山~女峰山 2005年6月25日~26日 日光連山の中で、ひときわ人気のある女峰山へ。女峰山は以前に一度登ったことがある。志津小屋で前泊して早朝から志津乗越~馬立~女峰山~帝釈山~富士見峠~志津乗越と歩いた。富士見峠からの林道歩きに霹靂とした覚えがある。その時はデジカメが壊れてしまい、一枚の写真も撮れなかった。悔しいからまた登るのだった。 志津乗越から 中禅寺湖を過ぎ戦場ヶ原に出る。三本松を過ぎてすぐにある光徳への道へ入る。すぐに林道の入り口があり、案内板があった。ここから志津林道を志津乗越まで走る。狭い道だがところどころにすれ違いのためのスペースがあった。志津乗越に着くと車であふれていた。その多くは男体山への登山客のようだ。男体山に登るにはここからが最も標高差が小さい。だから人気が出てきたのだろうか。志津乗越は満車なので私は200mくらい手前に車を駐車した。 志津乗越 2005/6/25 8:32 碑 ...
  • 博士山 2005年6月19日
    博士山 (1482m) 南会津の山々はマニアなファンが多いという。その魅力の一端を見ようと博士山へ行った。以前にリゾート開発の計画があったそうで、天然記念物であるイヌワシの生息を確認し開発は中止されたのこと。そんな山域である。 道海泣き尾根 登山口から会津坂下ICから国道を柳津へ向かう。国道から西山温泉へ行く県道を登る。地熱発電所を過ぎ、大成沢のバス停から林道を博士山登山口へ向けて走る。狭い舗装路の林道は広い未舗装の林道になり広い駐車場に着く。駐車場はとても広いが車は5台ほどだった。天気がよく気温は28度もある。登り口は沢沿いでシダ植物で埋まっている。とてもジメジメして蒸し暑い。 道海泣き尾根登山口駐車場 2005/6/19 ...
  • 一切経山・ 吾妻小富士 2005年6月5日
    一切経山(1949m) 吾妻小富士(1707m) のんびり山歩きしたいなー。というわけで磐梯吾妻スカイラインを利用して吾妻連峰を訪ねた。 浄土平ビジターセンター 磐梯吾妻スカイラインに入り曇ってはいるが明るい道をどんどん上っていく。突然、大きく開けた場所に出る。浄土平だ。なるほどこの道路がなければ大変な労力を費やしてここにたどり着くのだろう。そしてここが極楽浄土に思うのは想像しやすい。 浄土平駐車場 2005/6/5 ...
  • 白笹山・南月山 2005年5月28日
    白笹山(1719m)南月山(1776m) 2005年5月28日 那須岳といえば茶臼岳を中心に荒々しい噴火の痕跡を思い浮かべるが、南側の山々は緑に覆われたうっそうとした山らしい。沼原調整池にある駐車場から白笹山~南月山と歩いてきた。 沼原 沼原調整池までの林道は未舗装部分もあるものの道幅があって普通の車でも走りやすい。途中、波状路となってしまっている個所は注意して走った。沼原は広い台地のような地形で、池の北には湿原が、東側には大きな駐車場ときれいなトイレが設置されている。すでに多くの登山者が身支度を整えて散っていったようだ。 沼原駐車場 2005/5/28 8:03 沼原から白笹山 白笹山という名が語るように笹が多いようだ。ここからでも笹で覆われているように見える。このあたりでは天気がよかった。 白笹山へ ...
  • 日立アルプス 2005年5月15日
    日立アルプス 日立アルプスとは日立市の山岳会「のんびりハイキングクラブ」が名づけたもので日立市の西側に連なる多賀山地で、風神山(242m)~高鈴山(624m)~神峯山(599m)~羽黒山(491m)を言うようだ。前述のクラブが毎年行っているという日立市民ハイキングに参加してみた。 JR大甕駅から 集合場所は風神山山頂付近の駐車場なのだが、私はJR大甕(おおみか)駅から出発した。駅を降りて北に進み歩道橋を上がって線路を渡る。 JR大甕駅 2005/5/15 5:59 大甕神社~日立研究所 キリスト教学園を左手に見ながら進むと大甕神社に当たる。左に巻いて国道6号線に出ると国道の反対側に日立研究所へ登る車道があってその右脇に階段がある。この階段を登るのだ。ひと登りで車道に出ると研究所の守衛らしき建物をフェンス越しに見る。 大甕神社 ...
  • アツラ沢の頭・込岳・二王山 2005年5月6日
    アツラ沢の頭(1513m)~込岳(1309m)~二王山(1208m) 2005年5月5日~6日 井川と安倍川の間には複雑に入り組んだ山稜がある。某氏曰く、「ヤブ山愛好家にとっては見過ごすことの出来ない山域」なのだそうだ。がんじゅさんに連れられ行って来ました。 富士見峠 2005/5/5 10:05 富士見峠から遊歩道散策? 富士見峠でバスを降りる。身支度を整え勘行峰へ向けて稜線上に整備された遊歩道を歩く。天気もよくピクニックを楽しむ人が多かった。1200mの三角点には三角点にまつわる逸話が掲げられていた。 ...
  • 秩父御岳山 2005年4月29日
    秩父御岳山 (1000m) 2005年4月29日 茨城から静岡へ帰省する途中、秩父御岳山へ寄ってみたのです。秩父鉄道三峰口駅からの往復。秩父は暑くて暑くて30度越えてました。 登山口のトイレ 2005/4/29 ...
  • 鳴虫山 2005年4月24日
    鳴虫山 (1104m) 2005年4月24日 鳴虫山はJR日光駅もしくは東武日光駅から周遊できるハイキングコースとガイド本にある。日光の山々の展望がきくようなので見に行った。 田母沢公園から 日光から国道を大沼方面へ行くと神橋をすぎてすぐに総合会館がある。そこで斜め左へ左折して突き当りまで行くと田母沢御用邸記念公園の門の前に出る。左折して50mくらいのところに公園があり、その駐車場に停車した。または大谷川を含満大谷橋で山側に渡るとある含満淵にも無料駐車場がある。どちらもトイレがあり便利だ。 日光 歩き始めは、いったん国道沿いに日光の市街地へ戻る。一般公開中の神橋の前を通り市役所入り口を通り過ぎ、右側に注意していると天理教の道場がある。道場の正面を東側に歩いていくと鳴虫山の道標があって何人かのハイカーが先行して歩いていた。道標どおりに山へ向かって歩いていくと詳しい案内版があった。ここから山道である。 急登・杉檜林 最初は少々急登であった。社がある高台にでると正面に女峰山が大きく見える。左に杉の植林、右に自然の雑木を見ながらどんどん高度を上げていく。春といえどまだ山は冬枯れの景色だ。 神ノ主山 (842m) 神ノ主山からの女峰山の眺め。すばらしい。 アカヤシオ 鳴虫山はヤシオツツジで有名だそうで期待して登る。冬枯れの雑木の中に桃色の花をつけたヤシオツツジを見つけた。さらに高度を上げるとたくさん咲いていた。みごとなものだ。緑の葉が出る前に花をつけるのはまるでソメイヨシノのようだ。ヤシオツツジの花はサクラより大きい。 鳴虫山 ...
  • 沼津アルプス 2005年4月17日
    沼津アルプス 2005年4月17日 トレーニングをしようと思ったとき、沼津アルプスを思い出す。春山行の準備で沼津アルプスへ。 原木駅 JR東海道線 三島駅にて伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換える。原木(バラキ)駅にて下車。西へ歩き国道を渡って南に10mくらいの路地をさらに西へ。狩野川の土手に登り、赤い橋を渡る。 神社 土手沿いの道の向こう側に降りて南へ車道を進む。神社がある。ここが今回の登山口だ。急な石の階段を登って神社にお参り。境内の右から裏山へ取り付く。背丈ほどのササヤブを漕ぐこと10分ほどで南側からのびている登山道に出た。 茶臼山 北に進むとほどなくして茶臼山だ。うっかりすると通り過ぎてしまいそうな山頂である。すでに沼津アルプスの稜線上であるのでここからはひたすら稜線を歩くのだ。 里の音混じりの山の音 大嵐山 次は大嵐山(日守山)。日守山公園があり、木とロープでできた迷路の遊具の裏に出た。ここから先は誰かが名づけたらしい奥沼津アルプスという言葉通りの味わいがある稜線だ。 稜線漫歩 自然の雑木と尾根歩きを楽しむ。はしごが2カ所にかかっていた。天気がよくまるで初夏のような陽気だ。すぐにTシャツ姿だが汗だくになった。 大平山 大平山の手前はなかなかの急登である。大平山の山頂では多くのハイカーが休憩していた。奥沼津アルプスも人気があるようだ。整備した地元の方も嬉しいのでは。 岩尾根 大平山からしばらくの間、岩尾根が続く。変化があって楽しい。この次のピークはコース中の最高峰、鷲頭山である。南から登ると、北から登るより、斜度が緩やかに感じる。 鷲頭山 山頂では桜がまだきれいに咲いていた。ここから見る伊豆の山々や海の眺めもよかった。春の陽気でしばしぼーっとしてしまう。少し食事をとった。鷲頭山まで来るとかなり安心する。ハイカーも多い。でも北から南向きに歩く人の方が多いようだ。鷲頭山がゴールという設定だろう。 小鷲頭山 鷲頭山からの下りは急で滑りやすい。気をつけて降りていく。小鷲頭山の山頂脇に「本三位中将平重衛(中将さん)・終焉切腹之場」と奉られた場所ができていた。 中将さん・志下峠 小鷲頭山から少し下った「中将さん」の隠れていた岩への分岐で以前のルートは通行止めになっており、中将さん経由で志下峠へ出るよう案内されていた。鷲頭山北面の尾根がずいぶん荒れたための措置であろう。荒れた稜線が自然の治癒力で復活するといいね。さて志下峠といえば、ぼたもち岩。 馬込峠 ぼたもち岩からは通常ルートでここから志下山までは気持ちのよい道だ。日が高く初夏のような雰囲気だった。 志下山 志下山からは鷲頭山がかっこいい。志下坂峠から象の首へ至る道からの眺めがすばらしい。(音:峠付近で) 徳倉山(象山) 徳倉山(象山)に着くころにはすれ違うハイカーはいなくなった。私の疲労度合いも増してきた。ここからどう集中力を持続して歩くかが訓練なのだ。暑くて水の消費が激しい。いつもより多く飲んでしまう。 横山 道標だらけだな。道標コレクションだ。さて横山に着く。横山トンネルの上にある山だ。ここまでくればもう一息、かなり安心する。しかし前回より時間がかかってるなー。横山を下り、車道に降りるとそこが八重坂峠だ。車道を南へ100mくらい歩き、車道の反対側にある香貫山登山口へ取り付く。1段上の車道に上って舗装路をゴルフ練習場まで歩く。 香貫山 ゴルフ練習場の北側を巻くように歩いていくと香貫山の山頂は近い。香貫山は山頂直下まで車で入ることができ、みやげもの屋や展望台があって家族づれでにぎわっていた。山頂は電波塔があってとりたてて感慨はない。写真を撮って山の北側を降りていく。 狩野川 県道に降り立つと沼津アルプスの縦走は終了だ。ここからは県道の反対側にある狩野川の河川敷沿いに歩いて沼津の市街地へ。 沼津駅 途中、歩道の橋を渡って中央公園に出て沼津駅へ歩いた。時間はかかったが前回より疲れは少ないように感じた。 Photo: NIKON ...
  • 奥久慈・男体山 2005年4月16日
    奥久慈・男体山 (654m) 2005年4月16日 春になった。最近歩いてないな~。というわけで足慣らしを奥久慈の男体山で。 西金駅から JR水郡線西金駅のわきにある駐車場に車をとめて歩き出す。国道118号線を渡り、湯沢温泉へ向かって車道を歩く。沢沿いにつけられた道を上っていき弘法堂の先をのっこして下っている道へ進む。 トンネルの脇に降りると駐車場があり、4~5台の車がとめてあった。ここから男体山を往復登山するハイカーが多いようだ。道標はしっかりしていて迷いそうなところはなかった。 付近は桜が満開でとてもきれいだ。 大円地車道 わきの駐車場から少し歩くと大円地の小さな集落があり、男体山から延びる岩肌の尾根が目に入ってくる。 集落の奥から山道に入り、すぐに健脚コースと一般コースに分かれる。今日は一般コースを選ぶ。 ...
  • 山伏 2005年2月11日
    山伏 (2014m) 2005年2月11日 雪の山伏は久しぶりだ。がんじゅさんと行く山行も久しぶりだ。体力に自信がなくスノーシューは持たなかった。 登山口 ここに来るたびに駐車場が狭くなっている。川岸に作られた駐車場は川の流れで削られてしまう。安倍奥は変化が激しい。大谷崩れなどもしかり。 ...
  • 毛無山 2005年1月30日
    毛無山 2005年1月30日 前日に雪が降ったようなので新雪を踏みに毛無山へ行った。 麓 集落の登山口富士宮 朝霧高原にある麓集落から南尾根をひたすら登る往復コース。 ...
  • 位牌岳 2005年1月2日
    位牌岳 2005年1月2日の初登山は地元の山。愛鷹山系の位牌岳だ。年末に雪が降ったので山の上部では積雪が期待できる。雪を踏むのが楽しみなのだ。コースはお気に入りの水神社からつるべ落としの滝経由で位牌岳の自然がいっぱいコース。写真は位牌岳山頂から富士山展望。 水神社 水神社の前にある駐車場に車をとめる。出発はいつもより遅くて8時30分だったが車は1台もなかった。林道をしばらく歩いて支線の林道のゲートを越える。野生のサルとカモシカに注意とかかれた看板がある。 林道の支線をすすみ登山口の標識から山へ入っていく。しだいに雪が見え始め、枯れ沢に降りる階段(写真)は凍っていてよく滑る。慎重にしっかりした手すりにしがみついて降りた。 板状節理・ヒメシャラとブナ林 沢の石に積もった雪はすべて丸くなってかわいらしい。 動物の足跡 沢沿いに歩いていると、上の方から「ピーッ」と鹿の鳴き声らしき音が聞こえた。また、サルがごそごそヤブからヤブへ行き交う影が見られた。刺激を与えないよう、しかもこちらの存在を知らせるように歩かねば。 稜線からの眺め 田子の浦と富士のまち 毛無山塊と真っ白に輝く南アルプス 位牌岳から袴越へ延びる尾根 伊豆半島の大瀬から戸田にかける海岸線と山並みが美しい。 丸い地球 沼津アルプスと伊豆の山々 相模湾と大島 箱根・芦ノ湖の外輪山 位牌岳 山頂 誰もいない、風もない、とても静かな山頂で初登山を楽しんだ。 Photo: NIKON ...
  • 奥久慈・男体山 2004年12月12日
    奥久慈・男体山 (654m) 12月も半ばで晴れの天気予報。今年最後の山行となるか。忘年山行と銘打って奥久慈の男体山を選んだ。こちらにいる間に一度は歩きたかったコースを実行することにした。袋田駅から西金駅まで、山麓までのアプローチに電車を使うものだ。 水郡線で袋田駅まで いつも車なのだが電車の山旅は風情があって好きだ。JR水郡線に乗り込む。電車と思ったら電車の上にパンダグラフがない。電線もないぞ。エンジンつきなのね。水郡線は水戸から郡山へ開通70周年ということでキャンペーンをやっていた。古いのだな。山村風景や乗客をウォッチして1時間10分の時間を過ごす。ゆったりした時間だ。袋田駅に着き身支度を整えて準備体操をし、出発。 袋田の滝へ まずは車道を袋田の滝まで歩く。袋田の滝は日本三大瀑布のひとつという。あとの二つはすでに観光した。さてさてどんなものかいな。車道の途中には袋田の滝を詠んだ俳句が点在していた。いやーな車道歩きを飽きさせない工夫だろうか。車道もせまくなり、土産物屋が軒を並べてくるとすっかり観光ムードだ。まだ朝早いので歩いているのは私一人くらいだ。 袋田の滝 滝へは歩行者用のトンネルを抜けていく。観光用に掘ったもので料金を取るようだが、朝早かったので徴収していなかった。トンネルの中は明るく案内板などもしっかりしていた。ハイキングコースに乗るにはトンネルの途中を右折して吊り橋を渡らなければならない。吊り橋から袋田の滝がよく見える。大きく豪快な滝だ。 吊り橋から階段へ 吊り橋を渡ってすぐ左上にのびている急な階段を登る。どんどん高度を上げていく。私の息も上がっていく...。 月居山 最初は鉄鋼製の階段で、そのうちコンクリの階段になる。そこからも急な傾斜でめまいがするほどだ。この階段でかなり消耗した。しかし階段がなかったら登れないかも。北側にはりっぱな山容の生瀬富士が眺められ、元気づけられる。眺めのいいそのピークは月居山というようだ。 月居観音堂 急降下していくと月居観音堂がある。赤くりっぱなお堂は崖っぷちにあり、里からも見えそうだ。そのすぐ下には鐘つき堂があった。薄暗い杉の林のなかで銀杏の落ち葉が明るかった。 月居城跡 道票通りに登っていくと広めのピークに休憩用のベンチとテーブル、石碑がある場所にでる。月居城跡だ。眺めがいいから監視にぴったりだったのだろうか。 月居峠 この先はいったん下っていく。最下点の杉の植林の中に道標があった。月居トンネルの上ぐらいだろうか。きっとここが月居峠。そして男体山登山口の碑があった。碑の脇を通り登っていく。 第一展望台 第一展望台にはピークに東屋がある。たくさんの山が連なっているのが見えた。天気がいいと眺めのよい山は気分がいいね。 第二展望台 10分ほどでこんどは第二展望台だ。周囲も冬枯れた山なのでどこでも同じように見える。 見返坂 このコースはところどころに木の解説板が掲げられてある。コナラやミズナラが多いようだ。複雑に入り組んだ尾根の路地をトラバースしたりのっこしたりしながら最下点につくと水が湧き出ていた。そこから見返坂と呼ばれる急な登りにとりつく。 ...
  • 岩本山 2004年12月5日
    岩本山 前夜は豪雨だった。予定していた山行を中止し、ひとりウォーキング。当初は富士宮のジャスコを目指すも、厚原で方針転向し、岩本山へハイキングに行くことにした。車道が頂上までのびている山なのだが、まずは麓まで約10kmの車道歩きだ。。 原田公園 原田公園の広場は昨夜の豪雨で水たまりとなっていた。ベンチが水面から生えているようでおかしなかんじ。 閏井川 大雨の影響で濁流となっていた。途中、水神さんで手を合わせる。 岩本山 山頂は春に桜が満開ともなれば花見客でごった返す。今日も冬の日だまりを楽しむ人たちが多かった。下の大きな橋は第二東名の富士川にかかる橋のようだ。 七面堂 下山は七面堂~実相寺コース。 実相寺 大きな銀杏の木があった。 ...
  • 越前岳 2004年12月4日
    越前岳 運動不足の昨今。午前中は天気がもつという予報だったのでさっと登ってさっと下る山へ。十里木から越前岳へ往復した。 十里木登山口 過去に何度となくこの登山口から登った。十里木の別荘地よりちょっと富士よりで、右の写真にもある大きな電波塔目印だ。今日も大勢の人が登るだろう。階段を登り、ササを分けている道を進むとそこは冬枯れの山だ。 富士山 12月に入ったのに、この雪の少なさは驚きだ。人が多く入るからか登山道は深くくぼみ、たくさんの道筋をつけている。私もその原因。 雲が高く、空気が冷えていて遠くがよく見えた。朝霧高原の毛無山塊も雪がない。南アルプスはかろうじて白く見える。 越前岳 ...
  • 富士山特集 2004年11月22日
    いろんな山から見た富士山 大根沢山北東尾根からの富士山 南アルプス深南部の大根沢山。その山頂から北東にのびる尾根の2100m付近から見た富士山です。 2002年7月21日 7時30分 Nikon COOLPIX800 伊豆 ...
  • 川桁山 2004年11月6日
    川桁山 (1413m) 川桁山は磐梯山と安達太良山の間にある山である。天気がよければ両方の山がどーんと見えるらしい。薄曇りではあったが天候は回復基調という予報だったので朝早くから出発した。 川桁駅 JR磐越西線の川桁駅付近に駐車する。駅から猪苗代側に100mくらいのところにある観音寺川がある。川沿いに歩き始める。川沿いに植えられた木が桜だと思うがいい色に紅葉している。川沿いの道はいい散歩道風だが車の往来もある。 東中学校の前を通ると後ろから走ってきた中学生に追い抜かれた。「おはようございます。」と挨拶をもらい返事をした。朝早くから嬉しいできごとだ。いいぞ東中。 観音寺 県道を渡ってすぐの所に観音寺公園がある。茅葺きの入り口に紅葉が映えてきれいだ。松には雪づりが施されていた。観音寺川沿いに林道を歩いていく。左には巨大なリゾート施設が見えた。その裏山の斜面はスキーゲレンデのようだ。リステル猪苗代というらしい。 カラマツ林 半分くらい葉を落とした植林のカラマツ林を林道が抜けていく。落ち葉の踏み心地が気持ちいい。 紅葉 林道が終わるころには辺りは自然林が多くなり、冬枯れた雪をまつばかりの山となった。 小田峠 ちょろちょろ水が流れている沢を登っていくとクマザサが目立つようになる。斜度が急になり、辺りが開けるとそこが小田峠というらしい。とくに道標はなかった。峠の向こうに期待していた展望は残念ながらガスと樹木で視界がきかなかった。 ...
  • 高原山(釈迦ガ岳)・鶏頂山 2004年10月2日
    高原山(釈迦ガ岳)・鶏頂山 塩原温泉の近くにある信仰の山。秋晴れの登山。 登拝口 日塩有料道路の途中に鶏頂山西口登拝口がある。鳥居があってお参りの参道のようなそれは登山口ではなく登拝口と記されていた。登って拝むわけだ。 登り口の車道の向かいに広場がありここに駐車した。10台くらいはとめられるだろうか。 鳥居をくぐり熊笹の間の道を登っていく。すぐにスキー場のコースにでる。ここからはスキー場のコースをしばらく登ることになる。朝日が対面となり、とてもまぶしかった。よい天気で月が見えていた。下草ののびたスキー場をどんどん登っていくとリフトの最終地点があり、そこからは山道だ。ゆるい勾配の落葉松林を歩いていく。 薄暗い杉の植林 林をぬけて明るくころに大沼への分岐がある。大沼は帰りに寄ることにして先へ急ぐ。杉の植林に入るとよい天気にもかかわらず薄暗く寒い。 梵天沼 再び明るくなると梵天沼だ。小さな池と祠、碑がある。静かな沼だ。ここで高原山と鶏頂山に分岐している。私は鶏頂山に登ってから高原山に行き、そして梵天沼に戻ろうという予定だ。 若いダケカンバのきれいな林の中を歩いていく。最初は緩やかだったがしだいに急になってくる。鶏頂山と高原山を結ぶ稜線に出ると景色が開ける。 色づいた木々もちらほらと見られた。青空によく映えている。ここから鶏頂山はひといきだが登りは急である。 鶏頂山 山頂 山頂は立派な神社があり、どこかで見たような鐘があった。展望がよく、これから向かう高原山が大きく見えた。私は少しはらごなしをしてから出発した。 鐘の音 稜線とガレ 来た道を戻るように稜線上を歩く。東側のガレの縁沿いにルートが付いているので注意しながら進んだ。 ササで覆われた稜線だがきれいに刈り払いされていた。ササで足下が見えなかったらガレの縁なのでさぞかし怖かっただろう。 高原山 山頂 稜線上のコブをひとつのっこしたら次のピークが高原山・釈迦ガ岳だ。広めの山頂には大きなお釈迦様の仏像が安置されていた。担いできた人?はさぞかしの大男だろうと思う。小さくて丸っこい小鳥が仏像の周りの木々に留まりさえずっていた。マイクとMDレコーダを置いて録ってみる。その間私は景色を楽しんだ。日光の山々がよく見えた。男体山、女峰山、天気がよくて気温が高いためか遠くはぼやけてしまっていた。山頂から東へのびる道はササで覆われてしまっていて通好みの尾根だ。笹原の合間に紅葉した木々が見える。 鳥の声 私は昼食にインスタントラーメンを作った。さあ食べようと思ったその時、箸を忘れたことに気づいた。フォークもスプーンも忘れていた!小枝をナイフで削って箸を作ろうと思ったがナイフもなかった。そうこうしてザックの中を探していると六角レンチがあった。棒状のものはこれしかなく、六角レンチでラーメンをすすった。六角レンチでラーメンを食べた人はいないだろうとほくそえみながら。しだいに登山客も増えてきた。 下山 ずいぶんゆっくりしていたが午後になると雲が出はじめて日が陰るようになった。下山は稜線を途中まで戻り、梵天沼への沢沿いの道を下りた。梵天沼の手前は短い下草の広がった林間でテントを張りたくなるような場所だ。 大沼 大沼に寄ってみた。ひっそりとした沼だ。魚は確認できなかった。 酸化鉄 スキー場の間を流れる沢には一見油のような膜がはっているのを見る。こんな山の中に生活排水?ではなくこの辺りの土壌には鉄分が多く、酸化して水に溶け出すのだそうで、尾瀬でも見られた。 観察した植物 Photo: ...
  • 西吾妻山 2004年9月19日
    西吾妻山 西吾妻山山形県と福島県の県境にある吾妻連峰。その最高峰が西吾妻山である。山形県側の白布温泉から周遊した。上りは若女平コース、下りは天元台ロープウェーの下を歩く。 白布温泉 白布温泉は古くて趣のある旅館が並ぶ温泉だ。一度ゆっくり宿泊してみたくなる。白布温泉のバス停近くに駐車場があったのでそこに駐車した。 若女平コースへ 車道を峠側に登っていくとロープウェー駅への分岐があり、そこを過ぎて沢にかかる橋を渡ったところに登山口がある。最初はその沢沿いに道がついている。幅が広い道に出てその道を詰めたところから登山道になり登りが急になってくる。 尾根への道中 尾根にとりつくまでは杉の植林やカラマツの植林の間を歩く、ぬかるみも多い。道中からはロープウェーの終着駅も見えた。 水場 さらに進むと「水」と書かれたのれん?があった。水場への案内のようだ。まるで売店でもあるかのようで笑ってしまった。 若女平 尾根に出る頃は自然林となり、ササとダケカンバ、シラビソの素敵な雰囲気に包まれる。若女平に着くと早くも紅葉した木々が見られ、リンドウが沿道にたくさん咲いていた。秋だなあ。若女平付近の鳥のさえずりを録音した。 歩きにくくなる 若女平からは河原のように石がゴロゴロした道を歩かねばならない。水がちょろちょろ流れているため、コケがあったりして、滑りやすく、不安定だ。注意して歩いていく。 山頂付近 突然としてあたりが開けてくる。木道が現れて人も多く見られた。山頂の周りを取り巻くコースがつけられているので賑やかだ。きっと青々としていたのでであろう草原は色があせて黄土色だ。それもまた渋いね。シラビソの林間には紅葉した木々がかいま見られる。 西吾妻小屋 木道を西吾妻避難小屋の方へ歩く。避難小屋は実に立派なものであった。 山頂へ おだやかな湿地につけられた木道を進んでいく。気持ちのよいトレールだ。 山頂 展望がきかない山頂には山名票だけがあった。写真を一枚撮って天狗岩へ向かう。 天狗岩 天狗岩は岩がゴロゴロ敷き詰められた賽の河原のような場所にある。そこに置かれている吾妻神社は悪天候から守るように石が積み上げられていた。景色はよかったが土地勘がないので何が見えているのか見当がつかない。遠くに見える町並みは米沢か?ま、とりあえず昼食をとって下山した。 梵天岩~大凹 梵天岩から下ると大凹といわれる大きな窪地があってよい景観を見せてくれた。ここは雪が遅くまで残る場所で植生も豊からしい。 スキー場を下る かもしか展望台を過ぎてしばらく歩くとスキー場のリフト最上部に着いた。夏も営業しており、多くのハイカーは下から、天元台ロープウェーとリフト3本を乗り継いでここまでやってくるようだ。リフトはのんびり動いているので歩いて下る方が若干速かった。 スキー場は花がいっぱで、展望もよく、草も金色に輝いていた。 リフトでここまで来て、ピクニックをしている家族も見られた。 天元台ロープウェー 飽きるような下りっぱなしの坂をロープウェー駅まで歩いて、さらに白布温泉の駐車場まで歩く。 米沢市森林体験交流センター 車に乗ってロープウェー駅の近くにあった温泉で汗を流して帰路についた。帰りは米沢の上杉神社に寄ってお礼参りをした。 若女平尾根で見られた植物 Photo: NIKON COOLPIX4300 ...
  • 尾瀬 2004年7月28日
    尾瀬 会社が日曜日と平日を合わせて3連休を用意してくれた。(誰のため?)こういうときはとにかく混む場所へ行くのだ。自然がいっぱいの人気エリア、そう尾瀬にしよう。なにをかくそう尾瀬は20年ぶりなのである。 御池駐車場 御池の駐車場は朝早くから賑やかだ。ここからバスが発着しており、その利用者も多い。 登山道への入り口にはクマにたいする注意喚起と、入山者と下山者をカウントする装置が設置されていた。 広沢田代へ 登り口から足下がゆるい。ぬかるみだ。スパッツをつけないと泥でズボンが汚れてしまうだろう。比較的急な登りで、天気もよく、むしむしするような樹林帯を歩いていく。ぬかるみや、深くえぐれた登山道である。人の往来が多いためだろう。これだけ水があってもヒルがいないのでありがたい。 無心で歩き、どんどん高度を上げていくと突如として木道と湿原が現れる。広沢田代だ。さまざまな植物が見られる。咲き終わったチングルマが印象的だった。 熊沢田代 いったん樹林帯へ入って一登りすると熊沢田代である。これは広大だ。木道が続くその先に燧ヶ岳がそびえている。ガスで上半分は見えなかった。このページのタイトルの写真が熊沢田代である。広い湿原がなんともすがすがしい。池塘も多く水がきれいだ。ベンチがあったのでしばし ぼーっとする。 俎嵓 熊沢田代を抜けるとしだいに斜度が増してくる。沢の源頭部のような登りを詰めたところを過ぎてしばらく樹林帯を登ると山頂があった。俎嵓(マナイタグラ)である。ガスに囲まれて何も見えなかったが、しばらく待っていると芝安嵓(シバヤスグラ)の方面のガスが晴れてきた。なんとか写真におさめた。 芝安嵓 このとき遠くに雷鳴を聞く。どんどん辺りが暗くなってきた。15時ごろまで天気がもってほしかったがだめなようだ。素早く雨具を着用し、芝安嵓を往復し、沼へ向かう。長英新道に入る頃には大雨雷警報だ。山の雷雨はこれまでにも何度か会ったが、非常に怖い。イナズマが雲の中を踊っている。まさにドラゴンのようだ。 長英新道 長英新道の分岐では何人か雷が収まるのを待機していた。私も30分ほどまつ。その先のミノブチ岳には高い木もなくケルンが積まれ、雷に打たれんばかりの場所であるのだ。雷鳴が遠くに去っていくのを感じて歩き出す。ミノブチ岳からはぬかるみの中をどんどん高度を下げていく。急斜面ではないが、深くえぐれていて歩きにくい。尾瀬沼までは予定よりだいぶ時間を費やした。 大江湿原 尾瀬沼に着く頃には雨も上がり、沼がよく見えるようになった。湖畔につながる大江湿原のニッコウキスゲは全く咲いておらず、残念だった。6月の霜が原因であるとその後知った。 長蔵小屋 長蔵小屋に着く。この小屋は20年前、高校生のときに林間学校で泊まったのだ。そのときは広場で寸劇などして主役級を押しつけられた私は張り切った?ものだ。髪の毛を真っ白に染めてバアさんを演じ、夜中に小屋の人に無理を言って風呂を用意してもらった。5月で雪が多く難儀したり、同行した校長先生が足を骨折してしまったとか、いろいろ思い出した。現在も小屋で風呂に入れた。石鹸は使えなくなった。自然環境に配慮してのことだろう。 尾瀬沼~尾瀬ヶ原 2日目は尾瀬沼の北岸を歩き、沼尻から白砂峠へ、そして尾瀬ヶ原に。尾瀬ヶ原を縦断して戻り、見晴しの第2長蔵小屋に宿泊。 尾瀬沼の朝朝 鳥の鳴き声を録りに、MDレコーダとマイクをもって散策に出かける。いろいろな鳥の鳴き声がする。私はその声で鳥の同定はできないのだった。でもいろいろな鳥の鳴き声がする朝が好きだ。小さな鳥が何羽となく私の周りを飛び回っている。朝から元気なものだ。 木道にカモの親子がいた。親ガモに小ガモが五羽、追いかけていた。木道に足を滑らす小ガモ、かわいらしい。私に気づいて沼にもどってしまった。私はマイクを左手に持ち、手を高々と上げて鳴き声の方向にマイクを向ける。でもなかなかうまく録れないんだよね。しだいに辺りの明るさが増して沼に朝もやがはっきりと浮かび上がってきた。幻想的。多くの人が日の出る方角へ向いて見つめている。何を思うのでしょうね。私は昨日よりよい天候になることを祈る。燧ヶ岳と尾瀬沼が入る構図でスケッチをする。思うようにうまく描けない。 長蔵小屋の朝食には納豆があった。片品村産の大粒の大豆を使ったものだ。これがとてもおいしかった。大粒なのに柔らかくて食べごたえがあって。スケッチを描いたハガキに切手を貼る。野草の葉についた朝露で切手ののり面を湿らす。私の好きな儀式だ。長蔵小屋の前にあるポストへ投函した。火、木、土に回収されるそうだ。 野鳥の森 大江湿原から昨日下りてきた分岐を通過して浅湖湿原、森と湿原が交互に現れる。この付近に野鳥が多いとガイドブックにあったので適当な所でマイクを出し、録音した。 沼尻平 尾瀬沼の北岸を沼尻平まで歩く。沼尻には売店があって、ひときわ賑やかであった。ここから燧ヶ岳へ登る道、沼の南岸を回る道、白砂峠経由で尾瀬ヶ原への道と分かれている。 白砂峠 峠といっても緩やかな上り勾配で汗をかくほどではなかった。うっそうとした樹林の中を進んでいくので、峠から尾瀬ヶ原の見晴しまでは長く感じられた。 見晴し小屋の構造物が見えるとそこは尾瀬ヶ原だ。広大でみごとな湿原だ。ど真ん中に木道を通したのもすごいと思った。尾瀬ヶ原の向こう側に見られると聞いていた至仏山はガスで頂上が見えない。今年は尾瀬ヶ原も遅霜の影響でニッコウキスゲはほとんど咲いていなかった。それでも一面の草原は実にすがすがしく気持ちよい。何度となく訪れる人がいるのもうなづける。ここから湿原の中央の木道を通って山の鼻へ行くこととする。薄曇りの中、小雨が降ったりやんだりしていた。雨具を着用した。 尾瀬ヶ原 湿原のド真ん中を通るのはとても気分良く歩けるが、以外と長い。木道だからか足も疲れるようだ。(もちろん舗装路の比ではないが)振り返ると昨日登った燧ヶ岳のシルエットが美しい。 竜宮小屋 竜宮十字路からヨッピ橋へ分岐して続く木道では古くなったためか改修工事をしていた。ヘリコプターが木材を運んで木道沿いにきれいに並べ置き、別の資材をひっかけて去っていく。繰り返し作業は行われていた。 山の鼻で戻り三又へ 湿原にはいくつか沢が横切っていて、その沢沿いにだけは樹木が林立している。沢を渡るとまた湿原が広がり、次の林が向こうに見えるという具合だ。紙芝居をめくるような感じ。やっと着いた山の鼻(端?)で休憩をとり、三又まで戻って東電小屋経由で見晴しまで戻った。 ヨッピ橋から東電小屋 東電小屋付近の木道で、今年6月にハイカーがクマに襲撃されたとの情報があった。木道沿いにはいくつかの箇所で鐘とトンカチがあり、クマにヒトの存在を知らせるよう鐘を鳴らせよ、とある。鐘を叩くと高い音が鳴り響いた。 見晴しに戻り、第二長蔵小屋に入った。平日の月曜日とあって六畳一間に私一人であった。荷物を置いてスケッチ道具を持ちぶらぶらと散策。なんとのんびりした時間だろう!いろんなことを考えたり、ぼーっとして過ごす。夕食を頂き早々と就寝すると夜に目が覚めた。0時、晴天であった。降るような星空を見たのは何年ぶりだろうか。天の川に吸い込まれそうだ。いつもは一旦寝てしまうと日が昇るまで起きない私なのでした。 尾瀬ヶ原~御池 3日目は最終日なのでゆったりした行程である。見晴しから十条の滝を経由して御池駐車場まで。 尾瀬ヶ原 早朝に目が覚めたので辺りを散策する。早立ちのハイカーが身支度をしていた。私は他の数名と一緒に尾瀬ヶ原の木道で夜明けを待った。夜は晴天だった空に雲が出てきた。湿原にはもやがかかって幻想的だ。燧ヶ岳が朝日を背にしてはっきりと浮かび上がっている。小鳥のさえずりもにぎやかになってきた。私はぼーっとする。小屋で朝食をとり、昨日たのんでおいた弁当を受け取る。小屋の前でスケッチをする。あいかわらず思うように描けない。 昨日歩いた木道を途中まで歩いて休憩用のベンチで寝ころんだ。見渡す限り私一人。静かだー。鳥が草原すれすれに滑空していく。カッコイイ。何枚かスケッチをする。うまく描けないが十分楽しんで尾瀬をあとにする。 ...
  • 雄国沼湿原 2004年7月20日
    雄国沼湿原 当初は雄国沼湿原から猫魔ガ岳へ登る予定だったが大雨にあってしまい中止。 雄子沢登山口から 朝から曇り空であるが予定通り雄国沼を目指す。国道459号線沿いにある、雄子沢登山口の駐車場に車を駐車。すでに1台の車があった。雄国沼ハイキングコースの標識のある登山口から歩き始める。雨が多いからか道は湿っていた。薄暗い緩やかな道が続くコースだった。雄子沢の音を聞きながら森林浴をするのだ。なかなか気持ちいい。道ばたの植物はさまざまな種類が織り混じっていた。針葉樹より広葉樹が多く、道中も所々が腐葉土でぐちゃぐちゃしている。大きなブナも随所に見られた。 登山道にはカエルが見られた。注意深く見るとたくさんいる。体長5cmくらいの土色のカエルで、牛ガエルの子供?ピョーンと跳ねるが、あまり身軽そうではない。ケロケロと鳴くわけでもない。カエル=雨が近いのか。 雄国沼休憩舎 よく整備された道を登っていくとしだいに急になり登山道らしくなっていく。湿原が近いようで道中に現れる水たまりが道を進むにつれ大きいものになってきた。しまいには道いっぱいに広がっている。運河のようだ。かろうじて道の端に足を置くも不安定だ。水たまりの中を歩くようになってしまった。一部巻き道があって、そちらも水たまりだ。水はけが悪いのだな。少し下って小さな沢を渡り、ちっと登るとそこが雄国沼休憩舎だ。 無人の避難小屋だが立派な建物で、チップ制のトイレもある。ここからは雄国沼が見渡せるようだが、ガスが広がっていて沼の様子はわからなかった。 猫魔ガ岳へ行く前に湿原を見てみようというわけで、湿原の観察コースへ向かう。雄国沼湿原は車道のある金沢峠から入れるとあってよく整備されていた。 雄国沼湿原 猫魔ガ岳へ行く前に湿原を見てみようというわけで、湿原の観察コースへ向かう。雄国沼湿原は車道のある金沢峠から入れるとあってよく整備されていた。しかしこの日は最近の大雨の影響で水位があがり、一部の木道は水面が木の板を打ってベッタピッチャと鳴っていた。ニッコウキスゲは1つも見つけることができなかった。避難小屋にあったゲストノートには「今年は霜の影響でキスゲは咲かないようですね」と書いてあった。残念!。しかしガスにうもれた早朝の雄国沼はひっそりとして私一人。小鳥のさえずりだけが響きわたっていた。 堰堤 何枚かの写真をとり、鳥の鳴き声を録音して行程を進める。いったん避難小屋へ戻り、そこから猫魔ガ岳を目指すのだ。小屋から沼の周囲を歩くが、きれいに堰堤が工事されていた。 そして大雨 尾根にとりつくまでは水たまりが多く、粘土質の道は深くえぐられている。それほど急ではない上りをぐんぐん上がっていく。もう1ピッチで稜線かなと思うところであった。ふと耳を突く大きな音がした。ゴォーッ!飛行機?次の瞬間それが間違いと気づく。ザー。雨だぁ。しかも半端な雨でない土砂降りだ。こんな時は素早く雨具装着。。。あわててしまい、ずぶぬれになってしまった。しかもあれよあれよといううちに登山道が水であふれ沢になった。水量の変化が速い。上の方はもっと前から降っていたのだろうか。登頂はやめて下山することにした。あと標高差にして200mちょっとだったけど中止。温泉に行こう。一目散に下山すると、もうあちこちが水であふれている。段差のある所は滝のようだ。これでは長靴がよかった。水たまりにじゃぼじゃぼ入って行った。新しい靴なのでもれないのだ。駐車場付近では雨が上がっていたが、帰り支度をしていると降り出した。猫魔ガ岳にはまた来なきゃ。
  • 蔵王 烏帽子岳 2004年7月19日
    蔵王 烏帽子岳 烏帽子は10年以上も前に仙台の友人宅にやっかいになりスキーをした山である。烏帽子スキー場というゲレンデをかかえている山。今日は登山である。 登山口 スキー場への車道を車で登っていく。すると道は途中にゲートがあって、ゲートといってもロープだけであるが、ともかく夜間はスキー場へ入れないようにしてある。そのゲート付近に車がおけるスペースがあり、ハイカー向けの道標がある。朝早く7時30分には着いたのだが雨が降り出してしまった。しばらく待つこと1時間30分、9時ごろになって雨がやみ、雲も高くなった。下界はさぞかし暑い夏だろうと思う。 渡渉 歩きだす。一旦沢に下って渡渉する。最近の雨で沢の水位が高いのだろう、渡る箇所を探さなければならなかった。靴を脱いでじゃぼじゃぼ行けばいいけど面倒だ。なんとか渡って尾根へ取り付く。 ブナがきれいな自然林の中を歩いていく。風が強いようでザワザワ~という木の葉のざわめきが休みなく続く。道は尾根沿いなのだが樹林帯の中であるため見通しは悪い。登山客も少なく静かなのはよいがクマが出てこないかと心配になる。 前烏帽子岳 前烏帽子岳に着く。樹林帯ににょきっと出た露岩が山頂だ。風が強くて岩の上に立とうとは思わなかった。後烏帽子・烏帽子岳山頂はもうすぐだ。稜線上は大きなブナや笹の原や自然が豊かだ。 烏帽子岳山頂 山頂はハイマツと岩が露した風がなければ休憩によさそうな、ガスがなければ展望がよさそうな、そんな所だ。今日はあいにくひどい風と一面のガスであった。一瞬垣間見た青空にシャッターを切る。 下山はスキー場のゲレンデを下ることにした。登山道は深くえぐれていて痛々しい。山の中腹まで下りるとガスもなく展望もよくなった。 烏帽子千年杉 このまま駐車地まで歩こうと思ったが、「エボシ千年杉トレッキングコース」という整備された遊歩道があるというので歩いてみた。 なかなか歩きでがあった。というかジグザグの道が多く、無意味に遠回りしているような...。千年杉は樹齢600年くらいという、りっぱな杉でした。四捨五入で千年? 終点 千年杉のコースの終点はスキー場の駐車場の少し下でした。 Photo: NIKON ...
  • 磐梯山 2004年7月3日
    磐梯山 (1819m) 磐梯山は明治に噴火したばかりの活火山で今でも所によっては火山性ガスが湧いているそうな。福島県を代表する有名な山ということだ。猪苗代スキー場から往復した。 表登山口 アルペンガイドには猪苗代スキー場からの登山口が表登山口と記されていたのでやっぱり最初は王道を行こうというわけで夏は無料のスキー場の駐車場に車を置く。ハイカー向けの道標に従いゲレンデを登っていく。天気がいいので猪苗代湖がどこからでも一望できた。 スキー場 夏のスキー場は静かでそよ風がまことすがすがしい。ちょっとしたお花畑だ。ゲレンデとゲレンデの間はうっそうとした森となっている。ちょっとしたジャングルだ。「ガサッ」と風とは違う大きな音がしたので注視すると、森の中から大きな黒い目でこちらをじーっと見ている。カモシカ君だ。じーっとして動かない。しばらくにらめっこ。なかなかかわいいものだ。私が根負けしてその場を離れた。 天の庭(一合目) ゲレンデの最上部付近から上はかなり急登だ。土が粘土質で滑りやすい。雨の日は難儀するだろう。やがて尾根筋に出ると天の庭、一合目である。猪苗代湖の眺めがよい。 表から見た磐梯山 一合目からは自然林に囲まれた明るい尾根を歩く。表から見た磐梯山は緑豊かな山に見える。 歩き進むにつれ、裏側が見えてくる。噴火の跡が荒々しい、別の顔を持つ磐梯山が現れる。 赤埴山をトラバースして過ぎると平らな歩きやすい道となる。そして沼や湿原が現れる。湿原にはニッコウキスゲの黄色い花がいくつか見られた。沼からはカエルの鳴き声がする。雨降るの? 沼ノ平 火山性ガスが溜まりやすいので注意するように、との注意書きがあった。 黄金清水 荒々しい爆裂火口壁の縁に出る。ここからは裏磐梯の眺めがよい。磐梯山へ向かってちょっと登ると黄金清水と呼ばれるわき水がある。この水がとても冷たい。冷たくて気持ちいい。以前にがんじゅさんから頂いたコーヒーポーションがあったのを思い出し、さっそく湧き水でアイスコーヒーを作った。といってもコップに注ぐだけだが。うまい。水が冷たいのでまさにアイスコーヒーだ。がんじゅさんサンキュー。 弘法清水 丸山からの道とぶつかる所に弘法清水がある。土産物屋が2軒並んだとてもにぎやかな場所だ。どうも八方台からの登山者が多いらしい。学校行事か、遠足の学生もいる。 弘法清水からは樹林の中の道をひと登りで山頂だ。右のようなガレの縁も歩くので注意した。 磐梯山山頂 山頂は岩がゴロゴロした吹きさらしの所だ。人が多いからか狭く感じた。しばらく粘って少なくなるのを待った。風が強かったが、天気がよく展望もきいたので少しスケッチしたくなったのだ。裏磐梯の檜原湖や五色沼の景色がすばらしい。風にめげずになんとか1枚描くと少し腹ごなしして下ることにした。 檜原湖 猪苗代湖 下山は往路と同じルートで登りと同じ道を戻るのはあまりおもしろくはないが、危険な箇所、間違いやすい箇所を登るときによくチェックしていれば確実に下れるので安心だ。スキー場を下る頃には磐梯山にガスがかかっていた。沼で鳴いていたカエルは正しかったのだ。あっというまに雲に覆われてしまい。車に乗車するとすぐに大粒の雨が降り出してきた。 観察した花々 Photo: NIKON ...
  • 安達太良山 2004年6月26日
    安達太良山 (1700m) 天候が悪いが安達太良山へ行くことにした。高村光太郎の智恵子抄の一節で有名な山だ。安達太良山の上の空が本当の空だ。なんていいこという。南東北の山は初めてである。今回はいつも持っていくデジカメとともにMDレコーダとマイクを持参した。以前より山の中の音を録ってみたいと思っていたからである。はたしてうまく録音できるかな。 あだたら高原スキー場 7時30分にスキー場の駐車場に着くと、車が4台ほどとまっていた。車中で寝ていた人もいたようだ。ゴンドラが営業するのを待っているのだろうか。ゴンドラを利用すると実にあっけないので、下から歩くことにしている。 スキー場を登る 私としては珍しくスパッツをつけて出発した。あたりは薄暗く、曇り空だからである。スキー場の端に付けられたハイカー用の道を上っていく、夏のスキー場は草が生い茂り、アザミやその他いろとりどりの花が咲いている。冬の喧噪は嘘のように静まりかえり、聞こえるのは鳥のさえずりと風が草をなびかせる音くらいだ。 道は赤土で滑りやすいが、勾配がそれほど急ではないために難儀するほどではない。 五葉松平 途中から樹林に入り、鳥の鳴き声がひときはよく聞こえるようになった。私はMDレコーダとマイクを取り出して、初めての試みとして鳥のさえずりを録音してみることにした。 8時30分を過ぎるとゴンドラの運行が始まり、ゴンドラの稼働音で少々騒がしくなった。冬はスキー客を運ぶのであろうゴンドラは夏の観光客を山上の別天地へ呼び込む。 薬師岳 ゴンドラの終着駅付近に登山道はつながっている。そこは薬師岳である。鐘があった。鐘の音も録音してみた。ここからは強風に悩まされることになる。 安達太良山山頂 風にバランスを崩されぬよう気を付けながら歩く。山頂は乳首と言われ、岩のコブが突き出ている。非常に風が強い、尋常ではない。なんとか写真を撮ると、今日の予定ルートである、牛の背へ向かって歩いてみた。しかし、激しい風と、まったくない見通しとで、このまま牛の背へ行ってもおもしろくないなと判断し、ルート変更をすることにした。 くろがね小屋 温泉が湧いている小屋である。日帰り入浴も可能。小屋の前には丸太の芯をくりぬいたパイプで下界へ温泉を流しており、このパイプに沿って下山するのだ。 温泉の道 温泉を運ぶ道・パイプは所々に桶のようなコンクリートブロックが置かれている。板を外してみるとお湯が勢いよく流れているのだ。ちょうどよい風呂桶に見えなくもない。ひと風呂あびようか...衝動を抑えて先へ進むのだ。 勢至平 ここにはなにか碑のようなものが何点か置いてあった。 智恵子の生家 下山後に安達町にある智恵子の生家、智恵子記念館・智恵子の杜公園に寄りました。なかなかよかったです。特に手紙が。 花 Photo: NIKON ...
  • 那須 茶臼岳・三本槍岳 2004年5月9日
    那須 茶臼岳・三本槍岳 那須岳への単独行です。残雪をかかえた美しい山並みを期待。 那須湯元の温泉神社 那須湯元バス停前の無料駐車場に車をとめ、身支度をして出発。すぐそばにある温泉神社の鳥居をくぐり境内へ向かい登っていく。境内前で右へ曲がり高台に出ると史跡・殺生石を見下ろす。道標に従い明るい尾根を登っていく。ヤマツツジのつぼみは今にも咲きそうだ。歩きやすい道を別荘のわきを通り、車道を横断するなどしながら進んでいく。新緑が眩しいが高度を上げるにつれ冬枯れの景色となった。 飯盛温泉跡 石垣が積まれた温泉跡につく、飯盛温泉跡だ。硫黄臭が漂い辺りの石は黄色や緑がかっている。写真では分かりづらいが奥に小屋があった。谷筋に残雪が見られるようになる。斜度が緩やかでキックステップで対応できた。ルートを見失わないよう周囲に気を配り地図とコンパスを見ながら進む。雪の上には踏み跡がなくあまりなく、あまり使われないルートなのだろうか。 牛ヶ首 樹木の背丈が低くなり、やがて森が切れる所でもくもくと噴煙を上げる茶臼岳が目の前に現れる。風が強く噴煙が山肌をへばり付くように流れている。登山者が右奥から鉢巻き道を進んでいるのが見えた。荒涼とした荒々しい山だ。茶臼岳は活火山で今も活動中のため噴気口付近では長くとどまらないように、ということだ。南月山と茶臼岳の分岐点、牛ガ首に着く。 無限地獄 ここから茶臼岳の山頂へは西側をトラバースしていく。そのあたりは無限地獄と呼ばれおどろおどろしい色の噴気口から白い煙が休みなくわき上がっている。上部にある溶岩がせり出していて豪快だ。風が非常に強いためか熱気は感じなかったが硫黄臭がすごい。あたりは黄色や緑色の岩でまさに地獄といった感じか。 峰の茶屋跡 避難小屋茶臼岳と東岳の間のコルに着く。激しい風に驚く。スキップなどしたら簡単に飛ばされるだろう。ちょっと先に立派な避難小屋がある。身を低くして小屋にむかい二重扉の小屋に入る。先客が大勢いた。この避難小屋は宿泊禁止となっており風で飛ばされるなどして遭難した人のために使用されると聞いた。コーヒーを沸かして一休みしたが風は収まりそうもない。雨具を風よけ代わりにはおい茶臼岳山頂へ向かって出発した。 噴火口 ゴロゴロした石を積み上げたような山を登っていく。標識がなければ気づかないだろう外輪山を通過し火口の東側に出る。火口は写真のような小石を敷き詰めたような窪地であった。 強風 時計回りに火口の縁を歩いていくと鳥居があり、その奥に社があった。社は那須岳神社、ここが山頂である。風が強く誰もいなかった。ガスが晴れればさぞかし雄大な眺めであろうと想像して下ることにした。風に飛ばされないよう低い姿勢で来た道を戻る。避難小屋に着く頃はさらに強い風が吹いていた。まるで冬山のようだ。 手すり小屋の西側、三斗小屋温泉へ向かって谷を下降するのだが、吹き上げる風が激しくて前に進めないー。と思っていたら手すりがあった。これに掴まる。ありがたい。 避難小屋 谷の底までくるとさっきまでの風が嘘のように静かになった。谷底には避難小屋がある。こちらの方が多くの人が入れそうだ。山を見上げるとガスも晴れてきた。もうちょっと待っていればよかったな~。この辺りは冬枯れのダケカンバと残雪の対比がきれいだ。 ...
  • 七人作りの尾根 2004年5月3日
    七人作りの尾根・ハチビツ山・大谷嶺 梅ガ島新田から大谷嶺へ直登する藪尾根です。安倍奥で随一の藪といわれています。この尾根は一般コースではありません。 過去に事故があったため大谷嶺から七人作りの尾根へは立ち入り禁止です。ですが登り口の神社にはそのような注意書きはありませんでした。案内は藪山大好きのおなじみがんじゅさん。 稲荷大明神 09:30 新田バス停から集落へ入る道路と大谷川沿いの道路が出合う場所に駐車し、神社まで車道を歩きます。右のような構えの稲荷台明神から登ります。手すりつきの急な階段を登るとお稲荷さんが祭られています。 ...
  • 位牌岳 2004年4月18日
    位牌岳 位牌岳 (1458m)このコースは何度目だろうか。飽きずに同じコースをよく登るものだ。水神社からつるべ落としの滝経由で位牌岳へ登り、池の平経由で下山する周遊ルート。 水神社 水神社 2004/4/18 ...
  • 毛無山 2004年4月11日
    毛無山 毛無山 (1946m)2ヶ月ぶりの山歩き。まずは体慣らしからというわけで毛無山を登った。麓集落から直登尾根を登って地蔵峠経由で下りる周遊コース。山行データ(時間表等) 麓登山口 登山口駐車場 2004/4/11 ...
  • 筑波山 2004年2月11日
    筑波山 東関東の名山、筑波山へ行ってきました。筑波山神社から男体山と女体山に登りました。同行は山行が久しぶりのSHUUさんです。 筑波駅 バスターミナルとタクシー乗り場とサイクリングロードの休憩所があります。駐車場も若干あります。ただ「駅」だけど電車はありません。ここからバスで筑波山神社まで行って神社から歩くのがよいと思います。私たちは筑波駅から歩きました。車道を歩くのがいやで適当に山へ入り、藪を漕ぎました。 ジライヤと梅園と 藪を漕いで出た先にはジライヤさんがいました(右の写真)。大きなガマ蛙に乗っていました。 さらに林間をトラバースして行くと、梅園がありました。少しばかり咲いていたようです。 筑波山神社 今日は「年越祭」というお祭りをやっていました。年男が厄を払うお祭り?なのかな。どらえもんもびっくりの大きな鈴です。 登山道 ケーブルカーの右脇にある登山道に入ります。ごらんのように多くのハイカーが訪れることで道が広く荒れています。 ...
  • 越前岳・黒岳 2004年1月12日
    越前岳・黒岳 今年初めての山行は地元の愛鷹連峰でもっとも高い山、越前岳です。須山の愛鷹神社から登り、十里木に降りるコースです。 登山口駐車場 須山の愛鷹神社付近に右のような広い駐車場ができていました。20台近く止められるのではないでしょうか。知らなかった。 神社から登っていきますと、尾根の手前に山荘があります。個人所有の愛鷹山荘で、きれいで居心地がよさそうな部屋でした。 冬枯れの林 尾根にたどり着くとそこは富士見峠で、越前岳へ登る方向とは反対に進路をとって黒岳へ向かいます。少し歩くと富士山の展望がすばらしいところに出ます。この日はあいにく曇っていました。黒岳までは冬枯れの雰囲気ある木々の間を行きます。 ...
  • 権現岳・編笠山 2003年9月15日
    権現岳・編笠山 八ヶ岳の権現岳と編笠山を日帰りで。このコースは2度目で、よいコースだ。グループARUKUの皆さんに同行した。 観音平 観音平から南アルプスの眺め 2003/9/15 7:05 三ツ頭も上れる観音平にはたくさんの車が駐車していた。歩き始めはなだらかな落葉松とクマザサの中を行く。 落葉松林 ...
  • 竜爪山 2003年8月24日
    竜爪山 登山口 安倍街道を車で北上する。牛妻のはずれにある川沿いの神社に車を止める。身支度をして出発。まずは車道を少し戻って山側にある竜爪山の登山口を見つけ、これに従う。細い車道を高度を上げながら登り茶畑の脇に入る。ここから山道だ。 竜爪山へ 盛夏でありブッシュが懸念されたが植林帯を歩くので日陰を歩くことになる。背の高い杉の植林の間から日ざしが差し込んでいた。 竜爪山山頂 山頂までは一般ルートであり問題ない。ハイキングにちょうどいいかもしれないが日向では暑すぎる夏の低山だ。それでも山頂には数名のハイカーがいた。腹ごしらえをしていよいよ野田平への下山だ。 野田平への分岐 このルートは一般ルートではない。まずは杉の植林の日陰で下草がなく見通しのよい段地まで歩く。分岐がある。野田平へのルートは古い道標があるもののロープで通せんぼがしてあった。私はこれをリンボーダンスでクリア。がんじゅ氏もテンションが上がってきた。ヤブが近いことを容易に想像できた。 お茶ヤブ 送電線の下をくぐるころに目の前に変わったヤブが現れた。アセビのように地面から多くの細い幹をのばし、1m~2mの高さから上で葉を茂らせている。かなり広く生育しているようだ。葉をよく見るとそれはお茶であった。手入れをしなくなるとお茶は伸び放題、こんなになっちゃうんですね~。がんじゅ氏は果敢にもお化けお茶藪を突破しようと直進!とても前に進まないようで何か叫んでいる。腕には無数のひっかき傷ができてしまったようだ。 直進は無理と判断し、お茶畑なら畑の縁を回ればよいのでは。との考えで迂回した。作業小屋らしい小屋があり、その先は再び杉の植林帯となった。 三角点 尾根を忠実にたどっていくと、この先どうみてもヤブが濃いだろうと思われる場面に出た。地形図を読み、直進することとした。三角点はこの先にある。がんじゅ氏は断言した。しかし先といっても激ヤブでなかなか進めなかった。植林帯から離れて日当たりがよく見事に育ってしまった野お茶やら野バラやらが行く手をはばむ。ひどいものだ。 これをなんとか突破し三角点にでた。というかヤブの中の三角点を見つけた。さすがにここは人がこないんじゃないかな。と、がんじゅ氏とほくそ笑みながらこの先もこのヤブが続くのかと私は心配した。 そして野田平 しかしその必要はなかった。少しヤブを進んでいくと、南側斜面を20mいった所に杉の植林帯と段のような雰囲気を見つけたのだ。その段まで下ってみるとなんとそこにはりっぱな山道があったのだぁ。もしかして三角点のあるピークを巻く道?おとなしくこの巻き道を歩くとすぐに手入れの行き届いた茶畑に出た。農家の方もいてお話を聞くとこの尾根で竜爪山へ行く人はかなり減っているとのこと。暑い日ざしのふりそそぐ急斜面の茶畑を下りて野田平のバス停に着いた。自動販売機で冷たい飲み物を買ってのどを潤した。バスに乗って車を回収し、山行を終えた。暑い一日だった。がんじゅさんありがとさん。 ? ? Photo: NIKON COOLPIX800
  • 日光 男体山 2003年7月14日
    日光 男体山 小雨まじりのあいにくの天気の中、中禅寺湖 湖畔から男体山へ登りました。 神社 男体山といえば信仰登山でメジャー級 一合目 霧の中、スパッツがありがたい。 四合目 五合目 崩落地 矢印を頼りに迂回する。 鎖場 八合目 九合目 石楠花 薄ピンク色の石楠花がきれいだった。 山頂 崩落地 避難小屋 下山完了。 ? シャクナゲ ? ? ? 大文字草 Photo: ...
  • 小富士 2003年6月22日
    小富士 (1979m) 富士山の須走口に小富士遊歩道というところがある。富士山というとガレの山という印象が強いが小富士遊歩道は植生が豊かで富士山の別の面を見ることができる。御殿場登山口からの往復コースで、登山グループARUKUのメンバーと歩いた。 御殿場口五合目 御殿場口駐車場に車を止めて歩き始める。薄曇りで暑くなく歩きやすい天候だ。須走口まではいわいる富士登山の様相で砂礫の道で若干の登り。道中はオンタデのパッチが多い。 富士山 2003/6/22 ...
  • 十枚山 2003年6月21日
    ヌタ場尾根から十枚山 がんじゅさん案内の静岡安倍奥ヤブ山専科。今回は永野さんの本にはヌタ場尾根と記されている怪しげなルートで十枚山へ行きました。 藤代集落 静岡市街から梅ガ島へ向かっていくと藤代トンネルがある。トンネルの出口すぐで右折し山へ向かって車道を登っていく。どんづまりから歩くので車を停められる場所を探し、虫対策をして出発。どんづまりの民家の方に断って茶畑脇の道を尾根の稜線を目指して登っていく。 ヤブです 晴天でどても暑い。最初は杉の植林と笹薮のミックスであった。ルートは植林と自然林・笹藪の境界となっているとはいえなかなか手強い。 ヌタ場山へ 途中小屋が1つある以外はうっそうとしていた。尾根にとりついてからは稜線を忠実にたどっていたのだが、ヤブが濃いコブで西側を巻いてしまった。このコブが東の尾根をたどらなければならないポイントだったのだ。しばらく間違えた尾根をたどってしまい、時間をロスした。 ヌタ場尾根では北側の眺めがよい箇所があった。 ヌタ場山 ヌタ場山には山名票などなく静まりかえった山頂だ。鹿がヌタったようなあとや糞はなかった。高度を上げるとしだいに藪は濃くなっていった。 キレット ヌタ場尾根には1カ所キレットがある。風雨に浸食された古い尾根のためかこのキレットがなかなか緊張感がある。岩はボロボロ樹木は枯れており頼りない。ホールドをしっかり確かめながら2mほどの崖を下る。最下点からは北側にトラバースし、途中から稜線に向かって登り戻る。なぜかここだけは踏み跡がはっきりしている。 稜線直下の激ヤブ 稜線に戻って急登をこなすとしだいに背丈の高い木が少なくなり笹に日光が直射するような急斜面になる。この斜面を安倍川を挟んで対面の山から見ると笹が広がるきれいな斜面に見えるのだろう。主稜線が近いだろうことが窺える。日ざしをいっぱいあびた笹は元気で谷川へ向かって突き出しているので非常に難儀した。先頭を行くがんじゅ氏は何か叫びながら突進するのだが立ちはだかる笹藪の壁に苦しんでいた。いや楽しんでいた?私も後からあまり離れないように注意しながら笹の海を泳いでいた。進んでいるのだろうか。後退しているのだろうか。微妙だ。 主稜線 無我夢中でもがいていると、突然として主稜線の穏やかな道に出る。平和とか自由とか幸せとかいう単語が頭に浮かんだ。 山影 主稜線からは上十枚山山頂へ上り、通称十枚山直登コースを下って中の段、六郎木と歩いた。 六郎木からは藤代までバスに乗って車を回収し山行を終えた。がんじゅさんありがとうございました。 シモツケ きのこ ミツバツツジ ドウダンツツジ マイヅルソウ ユキザサ ? コアジサイ ギンリョウソウ Photo: NIKON ...
  • 岩岳山 2003年5月18日
    岩岳山 2003年5月18日岩岳山 小俣川沿いに 車で稜線近くの林道を走り岩岳山の登山口へ到着した。小俣川沿いのよく整備された駐車場に車を止めて歩き出す。付近には看板が多い。 駐車場付近 2003/5/18 8:53 ガイドブックには林道終点から周回できるコースを紹介されていたが、ハイカー向けの注意書きの看板を見ると岩岳山から南に下る尾根が崩れており通行止めとある。北側の尾根から岩岳山へ登るが、ここから往復するとなると結構な距離になる。 林道歩き ...
  • 三ツ峰・七ツ峰 2003年5月5日
    三ツ峰 (1350m)・七ツ峰 (1533m) 静岡と井川を結ぶ富士見峠。そこから南に登ると三ツ峰と七ツ峰があります。ハイキング仲間と行って来ました。 富士見峠から大無間遠望 富士見峠に来たらまず大無間を見ましょう。左の大きい山が大無間で、右端のが小無間です。 ...
  • 山伏 2003年4月27日
    山伏 (2014m) 今日の山伏は蓬峠から南東に延びる尾根の端から登ります。ルート案内はおなじみがんじゅさんです。 尾根の取り付き 西日陰沢の林道を登っていくと西日陰沢登山口と大谷崩れへの分岐があります。その辺りから尾根へ取り付きます。 これがじつに激しく急な登りです。途中で一休みなど出来ません。ずーっと足下が不安定な急な斜面なのです。ササがでてくるとちょっと緩くなります。 ...
  • 三方分山 2003年4月13日
    三方分山 (1422m) 登山グループARUKUの設立第一回ハイキングへ参加しました。コースは精進湖~女坂峠~三方分山~精進山~精進峠~パノラマ台~精進湖です。 県営駐車場から 08:25 精進湖の県営駐車場に車を駐車して女坂峠へ登ります。精進湖はたくさんの釣り人がいてボートを横並びに糸を垂らしていました。 雑貨屋の所で山側へ入ります。道標はしっかりしています。 ...
  • 上高地 2003年2月10日
    上高地 テントとスノーシューを担いでスノーハイキング&キャンプを楽しみました。季節はずれの暖かさで雪が緩んでおり雪崩に遭わないよう気を付けました。 釜トンネル 09:50 夏の間はバスやタクシーで入る釜トンネルですが冬の間は歩きます。実はけっこうな登り勾配であると気づきました。(^^;) ...
  • 大谷嶺 2002年10月27日
    大谷嶺(鳩胸尾根から) 何度か登っている大谷嶺です。今回はがんじゅさんのお誘いもあって鳩胸尾根から登りました。鳩胸尾根とは大谷崩れの西側にある山稜で、大平沢の頭で山伏~新窪乗越の主稜線につながります。 取り付き 尾根への取り付きは大谷崩れの扇の要へ向かう林道沿いの対岸へ渡る道のある箇所から入ります。対岸にはゲートがあり通常は閉まっています。林道をそのまま歩いていくと高度を上げながら尾根をぐるりと迂回するように道ができています。 適当な尾根の先っぽで取り付きます。そこには赤テープや、左の写真の「蓬沢2号線歩道」という看板があります。 笹薮 最初は植林の急な登りですが、しだいにいかにもがんじゅさんが好きそうな笹薮の道となりました。地図とコンパスを頼りに突進していきます。 ...
  • 大根沢山 2002年7月20日
    大根沢山 (2239m) 大根沢山は大無間と信濃俣の間にある山です。2万5千分の1地形図は畑薙湖になります。がんじゅさんに同行しました。 登山開始 井川ダムの上流に第2ダムの少し上に赤石温泉という無料の温泉があります。そのさらにすこし上に林道の入り口があり、明神谷林道といいます。入り口付近に車を駐車して荒れた林道を歩いて登ります。 ...
  • 北八ヶ岳 2002年6月23日
    北八ヶ岳 2002年6月22日 北八ヶ岳はさまざまなガイドブックで落ち着いた女性的な山と紹介されています。何度も足を運んでしまう魅力があります。今回は私の定番コース(といっても4度目)、渋の湯~黒百合ヒュッテ~天狗岳~ニュウ~白駒池~高見石~渋の湯です。梅雨の時期の6月とあって人足もまばら。小屋が空いているのをねらいました。 登山口 車で渋ノ湯まで入り駐車料金を支払って身支度を整えます。硫黄臭のする川の脇には登山指導所?案内所?があります。私の他は1つのパーティがいたのみ。 天候は梅雨の晴れ間の薄曇りでした。 ...
  • 乾徳山 2002年6月1日
    乾徳山 山頂付近の岩場がたのしい乾徳山です。山梨県の三富村、徳和から登りました。 登山口 駐車場は広くなって20台くらいは駐車できそうです。以前はここから徳和川に沿って歩くコースをとりましたが、今日は徳和峠から道満尾根を登るコースにしました。お寺を左に見て峠へ向かいます。 取り付き 峠は車が往来できるように拡幅されたばかりのようで、尾根への取り付きがわかりません。そこは適当によじ登りますと、どうやらどなたもそのようにして登るようで、足跡がありました。 ...
  • 沼津アルプス 2002年5月5日
    沼津アルプス 日守山~鷲頭山~香貫山 何度か歩いている沼津アルプスです。いつもと違うのは日守山から大平山が歩けることです。地元の大平の方々がルートを整備されたとのこと。ありがたや。というわけで、日守山から香貫山までの縦走となります。 スタート JR三島駅で伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換えて原木駅で下車します。薄曇りの歩きやすい気候。低山は暑くなると大変ですから、このくらいがいい天気。 ...
  • 毛無山 2002年1月20日
    毛無山(1946m) 2002年1月20日 まいどおなじみ毛無山でございます。よい天気にさそわれて行って来ました。 不動の滝 滝には水がちょろちょろ流れていました。この時期は少ないのでしょうか。この辺りでは雪がまったくありませんでした。 五合目付近 冬枯れの山と青い空がよい対比です。雪もちらほら現れました。人も少なく静かな山歩きです。 稜線より南アルプス展望 山頂より富士山展望 今日は気温が高いためかうっすらとモヤがかかっています。富士山はその上に顔を出しています。 ...
  • 山伏 2002年1月13日
    山伏(2014m) 2002年1月13日 去年の1月13日にもがんじゅさんと一緒に山伏へ登っています。そのときより雪が多かったです。(特に下の方が) ワサビ田 ワサビ田は雪に埋もれていました。氷結していないのでこのあたりではアイゼンを装着していません。 山頂直下の分岐 分岐の標識の埋もれ具合はこんな感じです。小屋の方へのトレースはありませんでした。 山頂 気分のいい雪原となっていました。暖かいのでのんびりしていると富士山も顔を出してくれました。山伏への毎度のおつきあい、がんじゅさんありがとう!(ひょっとして山伏マニア?<我々) Photo: ...
  • 登り尾 2002年1月6日
    登り尾(1056m) 伊豆の天城連山のはずれに登り尾という名の山があります。裾野麗峰ハイパインクラブのメンバーと登りました。 登山口 登り尾バス停と天城トンネルの間にある登山口からスタート。落ち葉がザクザクと踏み心地がよいです。 ブナ林 天城といえばブナです。りっぱなブナが多く見られました。枝っぷりのよい元気なブナがいいですね。 山頂からの景色 のっぺりした山頂は山頂標識も目立たず、じつに渋い山です。枝の間からは富士山が見えました。 寒天橋 下山は寒天林道へ向かって北へ進みました。そこには二階滝と有名な寒天橋があります。りっぱな碑もありました。 Photo: ...
  • 沢口山 2001年9月23日
    沢口山 2001年9月23日 沢口山は寸又三山のひとつで、寸又三山ではもっとも易しいとされています。あとふたつは前黒法師と朝日岳で、そのうち朝日岳を昨年の10月に登りました。朝日岳は展望の無い急登の連続でしたが沢口山はどうでしょう。 寸又峡温泉 沢口山へは新しい登山道ができたようで、立派な案内図が温泉街の途中にあります。一番西側の道路から登って行くコースで、そこは植林で展望がないということです。 私は以前から整備されているコースをとりました。登山口は温泉街の一番北側にある売店の裏にあります。最初は手入れがよい杉の植林帯をあるきます。なかなか急な登りです。 すぐに尾根に取り付いてからは自然な森になります。ササやミズナラなどが元気です。 古い看板もありました。 ...
  • 大無間山 2001年9月15日
    大無間山(2329m) 2001年9月15日 大無間山は井川では一番風格のある山だと思います。去年と同じコースで井川の田代から往復しました。同行はおなじみがんじゅさん。 登山口 田代にある諏訪神社が登山口です。登山口の前には豊富な水が湧き出ています。大無間までは水場がありませんのでここで補給します。今回は4.5リットル担ぎました。 登り始め 最初は緩やかな植林の間を登っていきます。鉄塔の下を通過してしばらくすると最初の尾根の合流点に取り付きます。ちょっと広くなっていて休憩にはもってこいの場所です。ここからぐいぐい高度を上げていきます。自然林が出始めるとトラバースぎみに登り、はっきりした尾根を登るようになります。危険な箇所はありませんが汗だくになって登りました。道中には小屋の跡やインクラ跡があります。 ...
  • 青薙山・稲又山 2001年8月19日
    青薙山~稲又山 2001年8月18日 白峰南嶺の青薙山、稲又山へ登りました。同行はがんじゅさんです。 登山指導センター 我々は車で井川まで入り畑薙第一ダムの少し先、登山指導センター前のゲート手前に駐車。まずは1時間ほどの林道歩きです。何度か行き交う東海フォレストのバスやダンプカーに気をつけて淡々と黙々と歩きます。 畑薙大吊り橋 畑薙大吊り橋の辺りでちょうど林道歩きの半分くらいでしょうか。吊り橋の脇には避難小屋が設置されていました。 ...
  • 大岳 2001年8月16日
    大岳 2001年8月16日 私の家から一番近い山です。でも今日が初めてなのだ。 須津川渓谷から須戸山荘へ 登山口へ 須津川渓谷沿いに付けられた道を行きます。須津川では子供の頃よく遊びました。なつかしいな。大棚の滝を過ぎてさらに行くと須戸山荘という無人の避難小屋があります。近年きれいに改装したようです。大切に使いましょう!須戸山荘の脇には山の神様が祭られています。 尾根へ 取り付くまでは植林の間をジグザグに縫っていきます。単調な登りです。 尾根に取り付くと自然林やササが出始めて朝露で足下がよく濡れます。この日はちょっとガスが出ていました。 ...
  • 飯縄山 2001年8月3日
    飯縄山 2001年8月3日 今日と明日は野尻湖で避暑遊びです。せっかく遠くまで来たのだからと、早起きして飯縄山へ登ってみました。戸隠連峰の山並みが楽しみです。 鳥居 飯縄山へのルートは最も短時間で登れる南登山道を選択しました。別荘地の合間に広い駐車場が登山者に用意されています。4時に起床しおにぎりを2つ食べました。駐車場からすぐにある鳥居の上には飯縄山が見えます。 石仏さん この山は修練者が登山する信仰深い山です。途中には12体の石仏とその御真言が置かれていました。私が勝手に選んだ代表4仏を紹介しましょう。 不動明王 地蔵菩薩 薬師如来 大日如来 水場 1時間ほど歩くと左を山にしてトラバースぎみになります。標高1600mくらいでしょうか水場がありました。 水場を過ぎますと植物もさまざまな種類が現れてとても楽しい気分で歩けます。斜面にはノリウツギの花が満開で真っ白でした。だんだん雰囲気が明るくなってきますとダケカンバなど見えてきます。 ...
  • 富士山 2001年7月13日
    富士山 日本で一番高い標高といえば…。そう、富士山へ登りました。 富士宮五合目 登山口もっとも短時間で登れる富士宮ルートで富士山頂を目指します。駐車場がすでに標高2400mとあって私のボロ車は調子が悪いです。高度になれるために駐車場で1時間ほど仮眠しまました。 六合目 この先に宝永火口への分岐があります。天気もよくなってきましたのですが、ガスの流れが速く霧の中ではかなり濡れました。上だけレインウェアを着用しました。 ...
  • 大山 2001年5月19日
    大山(1252m) 丹沢の大山はハイキングに最適。なんて紹介があります。ケーブルカーなんかがありますので楽もできます。今日はなんちゃって山歩会のシマさん夫妻に同行しました。 おいわけケーブル駅へ 山ろくにある駐車場に車を駐車しました。込み合うときにはかなり下に駐車するようですが、今日は運よく一番上の、よーするに一番楽ができる所に止めることができました。ここからケーブルカーの駅までは表参道?です。両側に土産物屋や食堂を見ながらとぎれとぎれの階段を上がって行きます。 大山寺 ケーブルカーの駅を過ぎると男坂と女坂の分岐があります。 まよわず?女坂を選んで進むと、階段の両脇に童子たちが並んで待ちかまえていました。階段を上ると大山寺があります。なかなか立派なお寺でした。 ...
  • 山伏 2001年1月13日
    山伏(2014m) 1月の山伏へがんじゅさんと偵察?に行きました。 登山口 ここには雪はありませんでした。いつもの登山口です。 ワサビ田 植林のゆるい尾根を登っていくとワサビ田があります。流れる水は凍っていませんでしたがぬかるんだあぜ道は凍っていて気を抜くとツルリ。 雪は多め ワサビ田を過ぎるとどんどん辺りが白くなってきました。ヨモギ峠を過ぎると(右)もう真っ白。サクサク雪を踏むのは楽しいものです。 安倍奥の山並 天気が良く、安倍東山稜の山並がきれいに見えました。私は尾根を登り切ったところで担いできたスノーシューに履き替えました。山伏小屋との分岐の道標は雪かきがされていましたが、小屋へのルートはトレースがありませんでした。 ...
  • 矢筈山 2001年1月7日
    矢筈山 21世紀の初登山は伊豆の矢筈山です。私の住む富士市からも見ることができる双耳峰です。以前、矢筈山の西にある偽ピークへ登りました。今日は本当の矢筈山を確かめに行きます。 伊豆高原駅 伊豆急下田行きに乗って伊豆高原駅で下車しました。ここから矢筈山へ登るのはポピュラーではありません。だって舗装路を延々と歩くんですよ~。でもいいんです。 大室山 伊東の大室山の山麓を歩きます。これから山焼きだそうです。ひときわ目立つ山容ですね。 ...
  • 明星ヶ岳・明神ヶ岳 2000年12月30日
    明星ヶ岳~明神ヶ岳 2000年12月30日 年末も押し迫っていますが箱根へ世紀末ハイキングです。なんちゃって山歩会のメンバーと行ってきました。 大の字 明星ヶ岳は別称、大文字山というらしく、ごらんのように「大」の字が山頂付近のカヤトに刻まれています。天気がよいので箱根の眺めを期待して出発。右側の尾根から登ります。 尾根道 宮城野温泉から道標を頼りに別荘地を歩いて行くと左のような登山口を見つけます。ここから山道となります。 尾根は落ち葉が積もって心地よく歩けました。尾根の真中を電柱と電線が走っています。 ...
  • 笊ヶ岳 2000年12月25日
    笊ヶ岳(2629m) ついに念願だった笊ヶ岳へ。裾野麗峰パイパインクラブの仲間と行きました。 老平駐車場より 雪があります。例年よりこの時期としては、けっこう多いようです。天気はよく晴れていました。 ゲートと登山届入れ 駐車場からすぐのところに車止めと登山届を入れる黄色いポストがあります。無事の下山を祈りつつ投函し出発。林道をしばらく歩きます。 ...
  • 兜山 2000年12月17日
    兜山 2000年12月17日 今日は裾野麗峰ハイパインクラブの忘年山行で中央線春日居駅近くの兜山へ登りました。 登り口 春日居駅から登り口までは果樹園やお寺を見ながら舗装路を歩きます。 尾根に取り付く頃には辺りは雑木林となります。葉が落ちて日当たりがよく、暑いくらいの陽気でした。 展望 地右の写真のような大岩を巻く急登を登りきった所にコース上唯一の展望地があります。 兜山の山頂 山頂は10坪くらいでしょうか。木に囲まれて展望もよくありません。曰く「渋い山」ですね。われわれはこの先の稜線を少し歩いた先で昼食をとりました。 ...
  • 天城山 2000年11月19日
    天城山(万三郎岳:1406m) 2000年11月19日 今日は裾野麗峰ハイパインクラブの山行で丹沢ブナ党の方を招いて天城山ブナ林の観察にでかけました。 筏場林道から 登り口は筏場林道の採石現場手前にあります。冬枯れた雑木林に苔むした岩がゴロゴロあります。落ち葉も多く物寂しい雰囲気。 センリョウ ヤブのルートでしたのでササが多く行く手をふさいでいました。ササの中に林立するブナの大木がかっこいいです。尾根ではセンリョウの小さな木が赤い実を実らせていました。 ...
  • 鍋割山 2000年11月12日
    鍋割山(1273m) 2000年11月12日 秋も深まり晴れた休日。丹沢ブナ党のブナの実生結実調査に裾野麗峰ハイパインクラブの仲間と一緒に同行しました。 大倉の林道 ゲートから四十八瀬川右岸林道のゲート前に駐車し歩き始めました。天気はよく晴れわたっていました。 銅像(どなたか忘れました(^^;)の脇を通ると二俣はすぐそこです。 二俣 ここまでは四十八瀬川左岸林道から車が入れるようです。勘七沢を渡ります。水位は低く飛び石をつたって渡れました。使用しませんでしたがフィックスロープもありました。 ...
  • 大光山 2000年10月22日
    大光山(1661m) 2000年10月22日 「おおぴっかりさん」と読みます。安倍奥東山稜で十枚山の北に位置します。GPCの皆さんに同行しました。 草木バス停から 静岡鉄道バスの草木バス停からスタートです。車道を10分ほどあるくと堰堤が現れます。その左脇に登山道の道標がありました。薄暗い植林の中へ道が続いています。 植林帯の急登を越すと東峰分岐なる標識があります。以前はこの先から刈安峠へのルートがあったようですが現在は崩壊のため通行止めです。東峰分岐を過ぎるとしばらくは緩い登りとなります。 作業小屋と水場 暗い植林帯から出て明るくなると作業小屋がありました。脇を流れる沢が水場となっています。この日も水がたくさん流れていました。この先も植林帯のジグザグ道です。 ...
  • 六郎木・十枚山・内船 2000年10月14日
    十枚山 (1719m) 2000年10月14日 十枚山は安倍奥の人気者です。日帰りでは六郎木からの往復がポピュラーで多くの方がハイキングを楽しんでいます。今回は指向を変えて六郎木(ろくろぎ:静鉄バス停)から登り成島(なるしま:JR身延線内船駅(うつぶな))へ下りる縦走です。がんじゅさん曰く安倍川から富士川へ訪れる旅。だそうな。分水嶺を乗越す山旅ですね。GPCのみなさんに同行しました。 六郎木 10:15 写真の右端にあるのが静岡鉄道バスの六郎木バス停です(ただし降りるのは反対車線です)。左のしっくいの建物はきれいなトイレでした。 その向こう側には梅ケ島中学校のグランドがあって運動会でにぎやかでした。入場行進の音楽が大岡越前のテーマでびっくり。左の川は安倍川です。梅ケ島の奥から静岡市街に向かって流れています。富士川へ向かっていざ出発! ...
  • 朝日岳 2000年10月7日
    朝日岳(寸又三山:1827m) 以前から気になっていた寸又三山のひとつ朝日岳へ行ってきました。寸又三山とは朝日岳のほかにより易しいコースの沢口山と、より厳しいコースの前黒法師岳の3つをいいます。 朝日岳遠望 寸又峡へ向かう国道から見える朝日岳です。なかなか風格があります。その奥には大無間へ続く稜線があります。右の山は熊平沢ノ頭です。 寸又峡温泉 美女つくりの湯と夢の吊橋で有名な観光地です。南アルプスの登山基地とものの本には紹介がありますが今はそのような風情は感じられません。バスターミナルから少し奥に歩くとりっぱな道標があります。夢の吊橋は左、朝日岳は右です。 猿並橋 さんなみ橋と読む吊橋です。長さは100mくらい。しっかりしています。対岸に渡って尾根をひと登りします。寸又川左岸を走る林道に出ます。 ここには登山届を出すポストと大きな案内板があります。反対側には登山口の標識と木のハシゴがあります。 ...
  • 山伏 2000年10月1日
    山伏 (2014m) 山伏は安倍奥の最高峰の山。そして西日影沢から牛首峠経由で山伏へ登るルートはもっとも山伏を楽しめるルートだと思います。同行はGPCの皆さん。 ...
  • 長者ヶ岳・天子ヶ岳 2000年9月30日
    長者ヶ岳(1336m)~天子ヶ岳(1330m) 長者ヶ岳と天子ヶ岳は富士山の西にある田貫湖を抱える山です。 田貫湖から登り天子ヶ岳で降り返すピストン山行です。 白糸の滝付近より 田貫湖から長者ヶ岳へ 9月は週末に雨が多く、気分もどんよりしてましたが、今日は朝からよく晴れています。 しかし予報によれば午後から雨とか。パッと行ってパッと帰ってこよう!というわけで、 ...
  • 三ツ峠 2000年9月9日
    三ツ峠 旧御坂トンネルへ向かう途中にある三ツ峠登山口バス停から三ツ峠へ登り、 北側の稜線をたどって御巣高山~清八峠~八丁峠~天下茶屋と歩きました。 今日のモデルは同行してくれたGUTAさんです。 登山口バス停から三ツ峠へ 三ツ峠登山口のバス停から歩き始めましたので、三ツ峠までは2時間弱で着きます。 ...
  • 甲斐駒ケ岳 2000年8月16日
    甲斐駒ケ岳(2967m) 2000年8月15日〜16日 以前、鋸岳から甲斐駒ケ岳へ登り黒戸尾根を下ったことがありました。黒戸尾根は古くからの道らしく、たくさんの仏像と剣が印象的なしぶいルートです。今回は黒戸尾根から甲斐駒ケ岳を登り、黒戸尾根を下りるという黒戸尾根堪能の旅です。 竹宇駒ケ岳神社 竹宇駒ケ岳神社です。近くにはキャンプ場もありますが尾白川渓谷の駐車場で仮眠しました。 午前4時に起きると外は大雨。7時ごろまで待ってようやく小降りとなりました。 ほぼ雨が上がったのをみはからって、どんよりした気持ちに勢いをつけ、出発。 尾白川にかかる吊橋を渡ると登りになります。 きつい登り 枯れた笹に挟まれた道を登ります。なかなかの急登。ですが特に滑りやすいというわけでもありません。雨模様なこともあり薄暗くガスが一面に漂っているよう。道中では幾体かの明王様がこちらを見ていました。 熊笹平 笹に広く覆われている尾根に平らで土の見える場所があります。テント場にちょうどよく、 ...
  • アサヨ峰・甲斐駒ケ岳・仙丈岳 2000年8月14日
    アサヨ峰〜甲斐駒ケ岳〜仙丈岳 2000年8月10日〜13日 以前、夜叉神峠から鳳凰三山を縦走した時に その先はどうなっているのかな? と地図を見ると甲斐駒ケ岳までは景色のよさそうな稜線です。計画は広河原~白鳳峠~早川尾根小屋です。 まずは1日目の行程です。 広河原 広河原に着いたのは午後1時過ぎでした。うまりかけた駐車場に車を停めて降りると、 ...
  • 八紘嶺・七面山 2000年7月23日
    八紘嶺(1918m)~七面山(1989m) 2000年7月22〜23日 今回は以前より気になっていた八紘嶺から七面山へ抜けるルートを歩いてみました。 同行はおなじみのがんじゅさん。 梅ケ島温泉から八紘嶺へ 静岡鉄道バスで梅ケ島温泉へ向かいます。 梅ケ島温泉から勾配が急な植林帯をひと登りし、 ...
  • 霧ヶ峰 2000年7月15日
    霧ヶ峰(八島湿原) 2000年7月15日 今日は なんちゃって山歩会 の計画に参加しての霧ヶ峰ハイキングです。 ...
  • 山伏 2000年7月9日
    山伏(2014m) 2000年7月9日 昨日は台風一過の青空が広がっていい天気。 で、じっとしていられなくなり、がんじゅさんと一緒に山伏へ行きました。 牛首登山口から 今日のルートは昔からの登山道、牛首峠経由です。 西日影沢コースの駐車場へ行く林道の途中に小さな道標があります。 ...
  • 位牌岳 2000年6月18日
    位牌岳 2000年6月18日 今日は位牌岳へ行きました。 5月14日にも行きましたが今回はその時の逆コースを歩きました。 水神社からスタート 水神社に車を止めて、林道を歩き、池の平を目差します。 途中に枝林道がありますがゲートが締まっています。ここに下りてきます。 林道から池の平へは道標があります。池の平までは歩きやすい遊歩道です。 池の平 池の平は公園となっていて管理が行き届いており、 ...
  • 黒法師岳 2000年6月11日
    黒法師岳(2067m) 2000年6月10日〜11日 登山チーム?GPCとの合同山行で、南アルプス深南部の黒法師岳へ行きました。 写真のモデルはGPCのメンバーの方です。がんじゅさんもいます。 ルートは戸中のゲートから等高尾根を経て黒法師岳です。帰りは同じルートを戻ります。 戸中ゲート 水窪湖からの林道を戸中のゲートまで入ります。 ...
  • 毛無山 2000年6月4日
    毛無山(1946m) 2000年6月4日 静岡県富士宮市と山梨県下部町の境にある毛無山へ行きました。 前回4月23日に登ったときの毛無山と比べると別山のような植物の賑わいを見せてくれました。 直登ルートから毛無山へ 前回と同じく直登ルートから登り、地蔵峠経由で降りました。不動の滝です。 富士山展望台から見た地蔵峠、長者ヶ岳、天子ヶ岳へ続く稜線です。 ...
  • 大無間山 2000年5月27日
    大無間山(2329m) 2000年5月26日〜27日 井川湖畔の集落、田代から尾根づたいに小無間山~大無間山と登りました。 帰りは行きと逆コースです。 富士見峠からの大無間山 静岡市街から井川へ車を走らせます。途中の富士見峠から小無間山から大無間まで よく見えます。とても大きく見えました。 諏訪神社 上り口は田代の北のはずれにある諏訪神社にあります。 ...
  • 大谷嶺 2000年5月27日
    大谷嶺(2000m) 2000年5月27日 今日はまちにまったハイキングメーリングリストの静岡オフです。 安倍奥は大谷崩れの扇の要から新窪乗越経由で大谷嶺を目指しました。 大谷崩れから新窪乗越へ 2000年のオフミは2000mの大谷嶺(山梨県では行田山)で。というわけかどうかわ存じませんが、 16人の方が集まりました。天気は薄曇り~小雨。ガスが新窪乗越を行き来していました。 扇の要へ 大谷崩れを扇に見たて、その根元、要から新窪乗越を目指します。新緑が眩しいです。 ...
  • 位牌岳 2000年5月14日
    位牌岳 2000年5月14日 昨日の夜はひどい雷雨でした。今日は天気がもちそうだというので愛鷹連峰の位牌岳へ新調した夏靴をならしに行きました。行きは沢を上がるコースで、帰りは尾根を下りました。 つるべ落しの滝ハイキングコース 桃沢少年自然の家を北上すると水神社があります。さらに上って右の写真のゲート付近に車を駐車しました。駐車スペースとしては4台くらいでしょうか。ゲートの向こうへ林道をしばらく歩くことになります。標識もしっかりしており迷うことはないでしょう。 板状節理とつるべ落しの滝 沢に沿ったルートを歩いて行きます。板状節理とは案内によると溶岩が冷却に伴う収縮により板状に割れ目の入ったものだそうです。 ...
  • 檜洞丸 2000年4月29日
    檜洞丸(1601m) 2000年4月29日 ツツジには早いですが、西丹沢自然教室からツツジ新道を檜洞丸へ登りました。 帰りは稜線を北進し犬越路から用木沢沿いに下りました。定番コースですね。 今日は ...
  • 高松山 2000年4月9日
    高松山(801m) 2000年4月9日 桜の季節です。各地で催し物が行われている週末です。 そんな日はお花見ハイキングでしょう!御殿場線の東山北駅から最明寺史跡公園へ向かい、 尺里峠を通って高松山へ登りました。 御殿場線東山北駅より高松山へ 暖かくなりました。春です。静岡各地の桜が満開です。 ...
  • 沼津アルプス 2000年4月4日
    沼津アルプス 2000年4月8日 沼津にはアルプスがあります。だれが名付けたか沼津アルプス、それは鷲頭山をピークとする里山のつらなりです。香貫山~横山~徳倉山~志下山~小鷲頭山~鷲頭山~大平山と続きます。今山行では横山から鷲頭山を楽しみました。桜が満開のこの週末はにぎやかです。 八重坂峠からスタートして横山へ 今日は歩荷訓練もかねて約23kgの重量ですが、二人で交代で荷揚げします。すれ違う人に羨望のまなざし?で見られます。春なのでゆるして~。スタートは香貫山を下った八重坂峠から。車の往来が多く気をつけねば」引かれてしまいます。香貫山は桜の木が多く、遠くからでもそのサクラ色にそまった山肌が人々の目を奪います。そんな人が集まるであろう香貫山を後にわれわれ3人は横山へ。最初から激しい登りで、荷物が重い~徐々に肩に食い込みます。気温が暖かいこともありすでに汗だくの私。 どんどん先へ行ってしまう優しい同僚(先に行っててと言ったので当然)。それにしても今日はハイカーが多いなぁ。すれ違うたびに「がんばって」と声を掛けられるのは気分のいいものです。あれこれ考えている余裕もなく横山山頂へ。水がうまい!4リットルあるからいくらでも飲めます。ここでは山岳会の仲間とはちあわせしました。 徳倉山への急な登り 横山からはいったん下がって徳倉山の登りに入ります。地元の山岳会の方のおかげでしょうか、大変整備が行き届いており、りっぱな鎖の補助がある直登ルートです。見上げれば多くの人があえいでいます。気合を入れて、後ろにコケないようにしっかり歩こう!しかし、これはキツイ。肩とひざににかかる重さは日ごろの怠慢の証。 徳倉山(象山)山頂 頂上付近には祠があってほどなく広くて下草がすずしげな山頂に着きます。ぽかぽかした陽気で一眠りしたいところです。ここで水分補給とパンを食べて、歩荷をshuhh氏に交代。shuhh氏はサイボーグと呼ばれるだけあって「軽い軽い」とすばらしいスピードで歩き始めました。荷が軽くなった私たちを置いてずんずん歩いていきます。 いざ鷲頭山へ! サイボーグのshuhh氏、なんなく志下山をクリア。これは期待がもてます。志下山から小鷲頭山手前の志下峠までは気持ちのよい稜線歩きです。風で草がなびく向こうに鷲頭山がそびえ、眼下には海が広がっています。稜線沿いのボタンやサクラは満開で、とてもキレイ。いい気分です。 ぼたもち岩 志下峠には「ぼたもち岩」と呼ばれる岩があります。そしてここからがコース上のハイライト!鷲頭山(小鷲頭山)への登りです。みれば多くのハイカーがあえいでいます。コースは直登でロープが張られています。ぬかるみになり易そうな道で雨の日は大変でしょう。前方が混み合うハイカーでつかえている後をのんびり歩きました。みれば途中の踊場でshuhh氏が荷を下ろして休んでいます。ここで交代。おしい!あとちょっとで山頂なのに。(まぁあとちょっとが長いのですが...)今度は私が荷を背負って、頂上まで歩きました。 鷲頭山山頂 山頂にはサクラの木が何本かありました。みごとに満開です。祠の後方にもりっぱな桜。天気はいいのですが、富士山には雲がかかってイマイチの展望でした。伊豆の山々は春霞の向こうによく見えました。 山頂よりの眺めとお花見 予想通り大勢の方がお花見ハイキングを楽しんでいました。私たちも他のルートから登った5人と山頂でおちあってお花見をしました。 長寿の泉? 帰りは鷲頭山を南へ進み、沼津市大平地区へと下りました。 左の写真はその名も「長寿の泉」なんですが、その下の看板には「この水は飲めません」と ...
  • 大谷嶺 2000年4月2日
    大谷嶺(2000m) 2000年4月2日 今回の大谷嶺~五色の頭 山行はインターネットで安倍奥の情報を検索して知り合った、 安倍奥のスペシャリストほりば氏に同行し、実現したものです。 大谷崩れ駐車場 梅ケ島温泉を目指して車を大谷崩れ駐車場まで乗り入れました。 ...
  • 山伏 2000年3月25日
    山伏(2014m) 2000年3月25日 今日は静岡市梅ケ島より山伏(やんぶし)へ日帰り登山です。 まだまだ頂上には雪が積もっているようなのでスノーシューを担いで行きました。 スノーシューは今年購入したのですが、 ...
  • 安倍川東山稜(真富士山・竜爪山・賤機山) 2000年3月19日
    安倍川東山稜縦走(後編) 2000年3月18日〜19日 先月行いました 安倍川東山稜縦走(前編) の続きです。真富士神社~竜爪山~浅間神社、と尾根を歩きとおしました。 静岡市平野 前回と同じ6時19分発の静岡鉄道バス安倍線梅ケ島行きに乗り、平野にて下車。 ...
  • 三峰山 2000年3月12日
    三峰山(935m) 2000年3月12日 今日は日だまりハイクを予定しました。しかし天気はぐずついて雨模様。 それでも午後から回復するという予報をあてにして歩くことにしました。 物見峠付近 煤ケ谷にある清川村の役場に車を駐車し県道を北に200mほど歩いて谷太郎川の左岸から山へ入ります。 小雨の中、杉の植林の急な斜面をジグザグに登っていくとすぐに尾根に取り付きます。 ...
  • 景信山 2000年2月27日
    景信山(727m) 2000年2月27日 底沢を基点に堂所山~景信山~小仏峠と周遊しました。 御殿場の朝 昨日は御殿場に雪が降りました。車窓からの景色も真っ白で寒々しいです。 美女谷温泉入り口 国道20号線の北側に写真の看板があります。ここから1kmほど入ったところに登山口があります。 ...
  • 安倍川東山稜(大光山・十枚山・仏谷山・青笹山・真富士山) 2000年2月13日
    安倍川東山稜縦走(前編) 2000年2月11日〜13日 初めて単独行装備での冬山縦走にチャレンジしました。静岡県梅ケ島から安倍峠に上がってそこから南下するルートです。同行はG氏とA氏率いるY山岳会。 3月18日に後編を決行しました! 梅ケ島温泉 6時19分の静岡鉄道安倍線に乗り、終点の梅ガ島で下車。安倍峠へ。登り始めは雪がなく歩き易かったのですが、最初から急な登りで一汗かきました。 ...
  • 巣雲山 2000年1月9日
    巣雲山(581m) 2000年1月9日 あけましておめでとうございます。西暦が2000を数える今年はミレニアムと称し、さまざまなイベントが世にあふれています。そんな節目の初登山。伊豆は東海岸、伊東の宇佐美駅から巣雲山へ登りました。 宇佐美駅 宇佐美へは熱海駅からJR伊東線に乗り換えます。落ち着いた小ぶりの駅前の街から海岸を背にして歩いていきます。狭い車道をどんどん登っていくとお茶畑やみかん畑が狭い谷間にみられます。 登山口 歩き始めて1時間ほどで舗装された車道から登山道へ入ります。写真は入り口の道標です。あたりはすっかり冬枯れて熊笹の緑も元気がありませんが、足元の枯れ葉がクッションとなって歩きごこちはとてもよく、冬の低山を楽しみました。 ...
  • 富士山 1999年12月4日
    富士山 1999年12月4日 富士山へ登りました。御殿場口2合目から登り、8合目からは長田尾根の安全柵(手すり)を頼りに登るコース。1999年に登ったコースに対し宝永山を省いたのですが、この日は風が強く時間がかかり苦労しました。 目指せ富士山頂! 朝の5時にヘッドランプを装着して出発。明るくなってくると富士山は目の前です。目の前にあるけど遠いんですねこれが。左にこんもりあるのが宝永山です。 宝永山と雲海 宝永山を見下ろすところまで上がりました。富士市の方面は厚い雲で覆われていました。みごとな雲海です。 7合目付近 かなり疲れてきました。気温は-5度くらいだったと思いますが、風が強くなってきて、体感温度はさらに寒いです。行く先を見れば雪煙が舞っています。 ...
  • 編笠山 1999年11月21日
    編笠山(八ヶ岳) 夜明けの富士山 今日の目的地は編笠山です。前日に観音平で野営し、明くる朝午前5時に出発しました。辺りは暗くヘッドランプが頼りです。夜行はあまり好きではありません…。ササに囲まれた登山道を登っていくと夜が明けてきました。天気がよく空気が澄んでいるのでしょう。富士山がきれいな朝焼けをしています。 南アルプスの眺め 編笠山へは登り一辺倒です。どんどん登ると景色がよくなってきました。植生もダケカンバやシラビソになってきました。南アルプスがよく見えます。あまり雪はなさそう。それでも北岳はひときわ白く輝いていたので雪があるのでしょう。 ...
  • 越前岳 1999年11月14日
    越前岳(1507m) 1999年11月14日 愛鷹神社 日帰りで愛鷹山の紅葉を楽しみました。ルートは裾野市須山の登山口から大沢沿いに割石峠まで上がり、呼子岳~越前岳~黒岳と歩く一般的なコースです。神社前には8台ほどの駐車スペースがあります。以前に車上ドロがありましたので気をつけましょう。 大杉 川沿いは大雨で崩れた個所がいくつかありますが特に危険と思われるところはありませんでした。でも雨が降るたびに地形が変わりそうなので注意しましょう。第1ケルンを通過してしばらくすると大きな杉が登山道の真中に立っています。「大杉」と看板も立っています。 ...
  • 富士山 御中道 1999年9月12日
    富士山 御中道 1999年9月11日〜12日 富士山の御中道とは五合目から六合目にかけて山を一周する道で、 標高2,300m~2,800m ...
  • 北岳 1999年9月5日
    北岳(3192m) 1999年9月4日〜5日 初日は広河原まで車で入り、大樺沢ルートを登って八本歯のコルにとりついて北岳山荘へ宿泊。次の日に北岳を登頂し肩の小屋から草スベリを経由して白根御池小屋を通って広河原へ戻りました。 広河原のつり橋 今日は平日のデフォルト休暇なので、週末に混みそうな山小屋へ行こうってわけで、北岳山荘にしました。絵はがきでも描こうと色鉛筆を持って。のんびりと~♪ 二俣のトイレ 今年からでしょうかバットレスの手前の二俣にトイレが設置されました。発動発電機の動作音がします。このコースは6時間あまりトイレがなく、登山者の要望に答えた形なのでしょう。私は利用しませんでしたが、何人か並んでいました。このトイレの使用に関するアンケートを小屋でとられました。 ...
  • 蕎麦粒山・高塚山 1999年6月6日
    蕎麦粒山(1627m)~高塚山(1621m) 1999年6月6日 中川根町の国道から山犬の段へ林道を進み、蕎麦粒山を経由して高塚山へ行きました。帰りは往路を戻り、蕎麦粒山の手前で林道へ降りて山犬の段へ。 山犬段 車でここまで入れます。走りやすい林道ではありませんが、普通乗用車でも入れます。でも車高が高いほうがいいのはもちろんです。 山犬段休憩舎 新しくてきれいな無人の休憩小屋です。泊まるにももうしぶんありません。みんなで大切に使いたいものです。 ...
  • 永田岳・宮之浦岳 1999年5月5日
    永田岳(1886m)、宮之浦岳(1935m) 1999年4月30日〜5月2日 5月の連休を利用して屋久島へ行ってきました。 コース ...
  • 開門岳 1999年5月3日
    開門岳(922m) 開門岳は鹿児島の薩摩半島 最南端にある円錐形の山です。 枚聞神社 「ひらききじんじゃ」と読みます。 ここでお参りしてから登りましょう。 ...
  • 高尾山 1999年2月21日
    高尾山(599m) 1999年2月21日 高尾山口駅からケーブルカーを脇に見て高尾山へ行きました。山頂から1時間ほど先の城山で昼食をとりのんびりしました。 高尾山口駅 京王高尾線の終着駅、高尾山口駅です。さすがに人気のある山らしく、人が多くにぎやかでした。 ケーブルカー脇の道 ケーブルカーには乗りませんので脇の舗装路を歩きます。天気もよく早くもいねむりしたい気分。 ...
  • 青笹山 1999年1月4日
    青笹山(1555m) 1999年1月4日 細島観察棟 青笹山は静岡県と山梨県の県境にあります。山頂からは富士山がとても大きく見えますので私は大好きです。この日は初めて山梨県側から青笹へ登ってみました。国道52号線沿いにある富沢町の「道の駅」から山側へ入り奥山温泉を目指します。徳間の集落から先は道幅が狭いので注意して運転しました。奥山温泉から田代峠へ林道が延びていますが車止めがあり進入できません。てくてく歩いていきますと細島観察棟なる東屋がありました。この先からいよいよ登山道です。 田代峠 この田代峠から青笹山への尾根は上部がやせていて一部は崩壊していました。巻き道へはロープがはってあり、注意して通過しました。 ...
  • 篠井山 1998年12月27日
    篠井山(1394m) 1998年12月27日 今年最後を締めくくるため山梨県富沢町の篠井山へ行ってきました。以前登った高ドッキョウからよく見えた山で、以前から気になっていました。 大洞観察練 国道52号線を奥山温泉方面へ入り(西側)およそ12km狭い山道を走ると奥山温泉に着きます。徳間バス停からは道が細いので緊張しました。奥山温泉手前の分岐を「月夜の段」方面へ入り3分ほど走ると大洞橋があり、その手前右側に林道の支線と「大洞観察棟」なる東屋があります。使用できるトイレがついています。その付近の路肩に車を停めました。5台ぐらいは駐車できそうです。今日は私を含めて2台でした。 大洞川 大洞川のコースは今日は水量も少なめで特に危険な個所はありませんでした。最初は川を縫うように歩き、続いて植林された尾根をぐいぐい登ります。 ...
  • 赤岳 1998年11月23日
    赤岳(八ヶ岳:2899m) 1998年11月22日 真教寺尾根より赤岳を見る 今シーズン初の冬山。昨夜のうちに美の森に入り「たかね荘」のキャンプ場で宴会。明くる朝は3時に起床し暗いうちから歩き始めました。ルートは牛首山を経て真教寺尾根で赤岳を目指しました。 真教寺尾根より天狗尾根を見る 天狗尾根はなるほど天狗の鼻のような岩がいくつもあります。この日は朝からよく冷え込んで指の先がつらいのですが締まった空気に霧氷がすばらしく映えていました。私も仲間も感動していました。厳しい寒さと霧氷の美しさ。 ...
  • 高座山・杓子山・鹿留山 1998年10月26日
    高座山(1505m),杓子山(1598m),鹿留山(1632m) 1998年10月26日 金比羅宮 今日は富士五湖の一つ山中湖、の近くにある忍野八海で有名な忍野村、の北側に位置する高座山~杓子山~鹿留山へ行ってきました。  駐車場は忍野村コミュニティセンターを利用させて頂きました。ここから忍野八海あたりまで歩いて尾根を上がりましたが、山の上からよく見るとコミュニティセンターの近くにある忍野中学校の裏から上がると鳥居地峠がすぐです。そちらのコースがいいと思います。写真は最初のピークの金比羅山にある比羅宮です。金比羅山へは新名床川の北側を通る舗装路から分岐する林道を行きます。その脇に小さな高座山という看板があります。そこの尾根を藪漕ぎして登ると金比羅山です。実は金比羅山へは当初行くつもりがなかったですが道を誤ってしまいまして。昭文社の地図ではトラバースぎみに鳥居地峠へ向かうよう書かれていますが道が不明確で「これなら尾根道を藪漕ぎしたほうがよさそうだ」ということにしてしましました。もっとよく探せばよかった。(反省) ...
  • 鳳凰三山 1998年10月12日
    鳳凰三山 1998年10月10日〜11日 夜叉神峠登山口 今日から2日間で鳳凰三山を縦走です。夜叉神峠登山口から鳳凰三山を経由して鳳凰小屋のテン場に泊まり、白鳳峠から野呂川に向かって下山するルートです。私たちが夜叉神峠登山口に5時30分に着いたときには、すでに駐車場は満車でした。駐車禁止の路肩にたくさんの車が列をなしていました。我々も路肩に駐車してしまいました。これは混むぞー。いやな予感。 夜叉神峠よりの白峰三山 夜叉神峠から北岳方面を見ましょう。天気がよすぎて?少しかすんで見えました。 秋晴れの空 天候は安定していて特に11日は、すばらしく晴れわたってなんだか初夏のよう。でも日陰で風が吹きますとさすがにひんやりします。流れる筋雲が秋を感じさせます。ダケカンバも寒そうな枝だけになっていました。 ...
  • 山伏 1998年10月4日
    山伏 1998年10月4日 西日影沢登山口 今日は安部川上流域の山伏へ行きました。画像は西日影沢登山口の登山者用駐車場からすぐのところです。林道があふれた水で川となっていました。裸足になってあらかじめ用意していた草履に履き替えて渡歩しました。もう水は冷たくツメテ~と騒ぎながら水へ入りました。今年は水の量が多いそうで、かなり上部まで水が枯れませんでした。 滝 西日影沢を詰めていきますと滝が水しぶきをあげていました。 ...
  • 西岳・権現岳・編笠山 1998年8月3日
    西岳~権現岳~編笠山 1998年8月1日〜2日 造林小屋 今日は八ヶ岳の中でも訪れたことのなかった西岳を目指すことにしました。八ヶ岳横断道路から造林小屋まで交通の便はよく、混み合うのではと思われましたがさいわい駐車スペースはまだありました。林道からきのこ採りの方が犬を連れて下りてきました。天気もいいし、張り切って出発です。 編笠山を見る 西岳への尾根は雑木林でそれほど展望がいいというわけではないのですが高度が上がりますとところどころで編笠山がよく見え、そして雲が出始めました。 ...
  • 竜爪山 1998年7月25日
    竜爪山(1041m) 1998年7月25日 穂積神社 今日は静岡市の郊外にあります竜爪山です。寝坊したのですが、なんともいい天気なのでじっとしてられませんでした。穂積神社までオートバイで入ってしまい、楽ちんコースをとりました。神社には杉の大木があり、歴史を感じさせます。 尾根より真富士山方面 急な上りに取り付く前の尾根から見た真富士山方面です。登りで眺めがいいのはここくらいでした。 ...
  • 槍ヶ岳・穂高岳 1998年7月21日
    槍ヶ岳~穂高岳 1998年7月18日〜20日 明神岳 3連休は北アルプスへ行ってきました。前夜発の3日で縦走です。夜10時に富士を出発しまして交代で運転し、午前3時に沢渡の駐車場に着きました。すでに駐車場には結構な車の数がありました。この3連休は混みそうです。しばし仮眠して4時30分には来るというタクシーを待ちました。眠い目をこすりながら上高地から梓川沿いに横尾を目指します。天気が良くて明神岳もはっきりと見えました。 槍沢沿いのお花畑 3連休ということで登山コースはどこもにぎやかです。皆さんとても暑そう。私も暑く、眠く、かったるい。三重苦でした。しかし、槍沢を詰めていくとすばらしいお花畑が広がります。これはみごと。三重苦も少しやわらぎます。クルマユリがきれいでした。 ...
  • 櫛形山 1998年7月11日
    櫛形山(2053m) 1998年7月11日 中尾根の木々 誰が数えたのか3万本のアヤメで有名な山梨県の櫛形山です。中尾根から上がって北尾根へ下るコースで行ってきました。昨日の夜はひどい雨でしたので天候や登山道のぬかるみなどが気になりましたが、わりと歩きやすく、ひどく晴れませんでしたので暑くなく助かりました。櫛形山の木にはなんか綿のような緑色のコケのような植物がまとわり着いていました。なんでしょうか。聞いたんですが忘れてしまいました。 (「サルオガセ」だそうです。) アヤメ アヤメです。今年は先週ぐらいまでが見頃だったらしいです。それでもたくさん咲いていました。人も多かったですが。にぎやかで観光地のよう。でもなんでこんなにたくさん生えているんでしょうねアヤメさん。 櫛形山山頂 あっというまに山頂に着いてしまいました。木々に囲まれて展望はなく早々と後にします。すばらしい原生林の中を通って裸山へ向かいました。山梨百名山の碑もありました。 ...
  • 高ドッキョウ 1998年7月4日
    高ドッキョウ(1133m) 1998年7月4日 水場 今日は「高ドッキョウ」という山です。そのおもしろい名の響きに一度は行ってみたかった山です。コースは樽という部落に車を置きましてそこから往復しました。樽峠までは林間を歩きます。それでも暑くて今日はたくさん水を持ってきてよかった。無人の小屋がありまして使用する時は連絡して欲しいとありました。そこからほどなくして水場があり、豊富な水が流れていました。すでに1本なくなったペットボトルに水を補給し、顔を水でぬらしました。すごく気持ちいい!。 樽峠 水場からひと登りで樽峠です。峠にはお地蔵様が2人いました。ここからは林間でなくなるので暑そうです。 ...
  • 武尊山 1998年6月15日
    武尊山(2158m) 1998年6月13日 ブナ林 今日はあいにくの空模様ですが、自然の森公園から武尊山へ登りました。エンレイソウなどは咲き終わっていましたがどうも茎といい葉といい大柄です。他の花も大柄に感じました。ブナも背が高い。なんかちょっとだけガリバー旅行記のような気分。 田代湿原 田代湿原はお花畑で知られているようです。今日はそれほど咲いていませんでした。それでも左の画像の花を多く見ました。コイワカガミもたくさん咲いていました。 ...
  • 子持山 1998年6月12日
    子持山(1296m) 1998年7月12日 お坊様? 今日は上越遠征の初日。関越自動車道の赤城ICから子持山へ向かいました。地元の方にはよく知られたハイキングコースだとか。天候はあいにくの小雨模様ですが元気に出発。ほどなくして大きな岩と、右の画像のような彫り物が。よくみるとお坊様が、布切れをまとい、杖かこん棒のようなものを両手で持っています。理由は分かりません。どなたか教えて下さいませんか。 獅子岩 獅子岩といわれる岩です。「子持村指定名勝及び天然記念物」だそうです。左の画像にある鉄製のしっかりした鎖ハシゴとでもいいましょうか。ジャラジャラしたハシゴを登りますと中央の画像にある碑が立っています。ここからの眺めはすばらしいと言われてきました。しか~し今日はあいにくの曇り。真っ白です。チョッと残念でした。 ...
  • 伊豆山稜線歩道 1998年6月7日
    伊豆山稜線歩道(天城峠~仁科峠~船原峠) 1998年6月7日 旧天城トンネル 今日は伊豆をとことん歩こうというわけで、天城峠から船原峠まで約24kmを歩くことになりました。空はあいにくの曇り空で、いまにも降ってきそうです。画像は出発地点の天城トンネルです。狭くて暗いトンネルはなかなか風情があります。昔は電灯が無かったそうです。 ギンリョウソウ ちょっと歩くとギンリョウソウがたくさん咲いていました。真っ白な葉緑素がない寄生植物です。 ...
  • 蓼科山 1998年6月5日
    蓼科山(2530m) 1998年6月5日 登山口 今日は北八ヶ岳のはしっこにある蓼科山に登ります。車ですずらん峠まで行き、そこから周遊することにしました。天気はまずまず。平日とあって静かな山歩きが楽しめるかなと思ったのですが...。 登山道 登山道はこんな感じです。シラカンバの林がすずしげです。わりと大きな岩がごろごろしてます。途中に三角点があり、しばらく緩やかで、そこを過ぎると急登になります。 ...
  • 十二ヶ岳 1998年5月31日
    十二ヶ岳 1998年5月31日 登山口 今日は富士五湖の一つである西湖の北側にそびえる十二ヶ岳です。西湖の北側を走る湖畔道路の西端に文化洞トンネルというのがありまして、その東側出口(入り口?)から登ります。天気も良く熱くなりそうです。 毛無山山頂 毛無山まではなかなかの急登が続きます、途中のさわやかな風に助けられながら程なく山頂に着きました。山頂にはあやめが咲いていました。 ...
  • 大室山 1998年5月23日
    大室山 1998年5月23日 ツツジ 今日は西丹沢の大室山です。9時30分に西丹沢自然教室に着きました。すごい車の台数でびっくりしました。ルートは用木沢出合いから犬越路を経て大室山へ行き、白石峠から下山して用木沢出合いへ戻ります。ツツジはもう散っているかなと思っていましたが赤紫のと橙のはまだありました。よい天候にも恵まれきれいでした。 大室山山頂 いきなりですが頂上です。なぜか山梨の百名山の碑があります。ここは山梨県でしたっけ。今日のメンバーはとんでもなく早足でして私はついていけませんでした。 ...
  • 瑞牆山 1998年5月16日
    瑞牆山 1998年5月16日 みずがき山荘前 先日は行けなかった瑞牆山へ再度アタック。6時30分にはすでに多くの人が準備運動していました。今日のコースはみずがき山荘からのピストンです。 ツツジ ミツバツツジでしょうか。もう満開の時期を通り越していました。でも赤紫の花がきれいでした。今年は花の咲くのが早いようですね。 ...
  • 金峰山 1998年5月3日
    金峰山(2599m) 1998年5月1日〜3日 信濃川上駅 ゴールデンウィークはどこ行こう。というわけで、奥秩父へ行くことにしました。それも電車に乗って身延線、中央線、小海線と乗り換えてのんびりと。平日なので学生が電車内を占拠していましたが、電車の旅もいいものです。小海線の信濃川上駅で降り、バスで川端下へ向かいます。この辺りは高原野菜の産地で広~い畑がのどかな雰囲気をかもし出しています。天気もよくて駅の外のベンチで居眠りしてしまいました。 小川山 川端下から廻り目平までは舗装路を歩きます。小川山はロッククライマーでにぎやかです。掛け声がよく響いてました。今日の野営地である廻り目平はわりと空いていました。静かそうな奥まったところを選びテントを設営。時間があったので目の前にそびえる奇妙な岩峰をスケッチしました。なんて贅沢な時間でしょう。多忙で喧騒な日々がうそのようです。 ...
  • 夜叉神峠 1998年4月12日
    夜叉神峠 1998年4月12日 夜叉神峠登山口 夜叉神峠や鳳凰三山への登山口です。ハイシーズンはさぞかしにぎやかでしょう。今日は晴れてはいますが駐車場は満車ではありませんでした。ここまでの道中では桃やスモモの花が満開でとてもきれいでした。 登山道 今日は夜叉神峠までの往復だけですのでのんびりと歩きます。しばらく歩くと雪も見え始めました。暑くて夏のようです。 ...
  • 飯盛山 1998年4月5日
    飯盛山(1658m) 1998年4月5日 千ヶ滝 今日は天気がいいので展望の良い山へ。選んだ飯盛山へはJR小海線の清里駅から歩きました。飯盛山って日本全国各地にあるようですね。30分ほど車道を歩くと滝があります。「千ヶ滝」というこぶりの滝ですが何か神様を祭ってありました。 ...
  • 谷川岳 1998年3月30日
    谷川岳(1963m) 1998年3月29日 ロープウェー駅 今日は谷川岳です。西黒尾根から登る元気な隊と、ロープウェー最終駅から天神尾根を登る隊と二手に別れました。私は前日の疲れがあってロープウェーお気楽隊とあいなりました。土合いには新しい駐車場が出来ており小奇麗でした。ロープウェーの始発は6時と早いのですが元気な若者が何人か並んでおりました。 ...
  • 平標山・仙ノ倉山 1998年3月29日
    平標山(1984m)、仙ノ倉山(2026m) 1998年3月28日 河内沢沿いの登山道 今日は平標山と谷川連峰最高峰の仙の倉山へ登ります。前日に車を走らせて新潟まできてテントで一晩すごしての行動となります。。すばらしい天候です。こんな日は雪焼けに注意しなければなりませんが、日焼け止めクリームを忘れてしまいました。 ...
  • 陣馬山 1998年2月28日
    陣馬山 1998年2月28日 藤野駅 藤野駅です。駅前にあるのは藤棚でしょうか。今日はここから陣馬山へ行きます。天気ははっきりしない曇り空で、予報によれば午後からくずれて雨が降るという。かさを用意して出発しました。 ...
  • 富士山二ツ塚 1998年2月22日
    富士山二ツ塚 1998年2月22日 太郎坊 今日は富士山の二ツ塚です。御殿場の富士山登山口から2時間ほどの二つのピークで、標高が高いほうが上塚、低いのが下塚です。地図には「二ツ塚」とありますが、道標には「双子山」と書いてありました。画像は太郎坊入り口から駐車場までの林間です。なかなかいい雰囲気でしょう。 ...
  • 高松山 1998年1月25日
    高松山 1998年1月25日 山北駅 1998年の歩き初めは高松山です。御殿場線の山北駅で降りて「第六天」経由で「高松山」へ登頂し、「ビリ堂」経由で山北駅に戻ってくるコースです。雪がどのくらいあるのだろう。わくわくしながら出発。 ...
  • 高川山 1998年1月25日
    高川山 1998年10月25日 中央線初狩駅 今日は高川山へハイキングです。中央線の初狩駅から登って禾生(かせい)駅へ降りるコース。天気はよく、暖かくていい日です。 高川山への道 高川山へは檜林から赤松林へ林道を進みます。30分ほどで男坂、女坂の分岐があります。まっすぐと沢沿いに進みました。一部崩落あり注意!とありましたが気付きませんでした。 にぎやかにおしゃべりしてますと、あっというまに山頂に着きました. 滝子山方面を見る 今日は天気がいいので周りの山々がよく見えました。右の大きな山が滝子山でしょう。左手奥に笹子トンネルがあります。せまい山頂にはたくさんの人が押し寄せました。ざっと100人はいるかと思われます。地元の人にはちょっと寝坊してから登るのにいい山かもしれません。なんて。 ...
  • 聖岳 1997年12月31日
    聖岳 1997年12月29日〜31日 薊畑(あざみばた) 1997年の締めくくりは南アルプス聖岳を目指しました。便ガ島からのコースを取ります。今年は12月下旬としては雪が少ないそうです。荷物が重いのと歩く時間が長いのがつらいですが、ラッセルもなく天気がいい上に風もない穏やかな日でした。薊畑に荷物をデポし、サブザックで山頂へ向かいます。画像は薊畑から見た上河内岳です。かっこいい。 ...
  • 位牌岳 1997年12月21日
    位牌岳 1997年12月21日 愛鷹連峰の北面沢より登り位牌岳へ登頂しました。 北面沢の林間 今日は地元の愛鷹連峰へ行くことに。3人で6時に出発。コースは裾野市須山の登山口から大沢沿いに進んで途中で北面沢に入り、位牌岳へ向かうというものです。このよく分からない写真は北面沢のブナ林です。 ...
  • 富士山 1997年12月6日
    富士山 1997年12月6日 御殿場口二合目より宝永山を周り長田尾根を経て剣ヶ峰を目指しました。 宝永山 今日は富士山で雪山訓練というわけで、朝も暗い5時にヘッドランプを点けて御殿場口2合目を出発。二ツ塚を経た後は、急な直登を避けて宝永山の火口に沿って登ることにしました。今日の天気の良いこと!風も無くなんと穏やかなのでしょう。 8合目付近よりの眺め 天候は相変わらず穏やかで寒くもなく、春のようでした。我々6人のパーティの他にも単独の登山者が4,5人頂上を目指していました。 ...
  • 九鬼山 1997年11月30日
    九鬼山 1997年11月30日 山梨県都留市の富士急行禾生駅から九鬼山へ行ってきました。 禾生駅 昨日までの大雨と打って変わっていい天気。出発は遅いけどどこかへ行かねば。一路山梨へ。「禾生」は「かせい」と読むそうです。禾生駅からてくてく歩きます。 ...
  • 北八ヶ岳 1997年10月13日
    北八ヶ岳 1997年10月10日〜12日 渋の湯から黒百合平へ入り幕営。ニュウと白駒池を周って稲子湯へ下りました。 渋の湯登山口 今回はめずらしく単独です。ですから無理のないコースをと、北八つを選びました。テントとシュラフ、食料を詰め込んでいつもなら車のところをのんびりと電車で行きます。3連休の初日で天気もよろしいとあって、JR茅野駅のバス乗り場はとても混雑していました。ここから渋の湯まではバスで行きます。渋の湯にも車がたくさんありました。準備体操をして多くの登山者の後を出発。今日の目的地の黒百合平にはたくさんの人がいて黒百合ヒュッテの今夜はすごそうだな、と思いました。キャンプを申し込んでワインを買って幕営したら一休み。夕方になるとさすがに寒くなってきました。 ...
  • 浜石岳 1997年10月4日
    浜石岳 1997年10月4日 浜石岳を裏から登り由比へ降りてきました。 阿津羅沢コース入り口 08:30 今回は NIFTY-Serveで知り合った仲間と足ならしで浜石岳へとハイキングです。JR東海道線の「興津駅」で下車し、静岡鉄道バスの「穴原」行きへと乗車して「下町屋」から阿津羅沢コースを登ります。ところが穴原行きのバスは運行本数が少ないので、「但沼車庫」行きのバスに乗り、「但沼」で下車し下町屋まで15分程歩きました。道を渡ってJAの倉庫?のようなところの脇を東に進みます。道なりに行くと右のような標識が逆から見える角度にありました。うっかり見落とすかもしれません。その日は阿津羅沢沿いの林道を掃除しており、にぎやかでした。 ...
  • 沼津アルプス 1997年9月28日
    沼津アルプス 1997年9月28日 黒瀬橋近くの香貫山登山口から鷲頭山までの沼津アルプスへ行ってきました。 香貫山 今日は大勢で沼津アルプスに来ました。誰が名づけたのか沼津アルプス。運動会シーズンのため一日中子供の元気な声が聞こえました。そんな身近な山です。縦走?の取っ掛かりは香貫山です。4月には桜もきれいなみんなの山です。牧水の碑もあります。やたら道路が敷かれてかわいそうな山でもあります。 ...
  • 桧洞丸 1997年8月31日
    桧洞丸 1997年8月31日 神の川から桧洞丸神の川から桧洞丸へ行ってきました。帰りは犬越路経由で神の川まで戻りました。 広河原 私たち7人は「神の川ヒュッテ」を7:40に出発しました。広河原に着くころには、ずいぶん汗をかいていました。朝は涼しくなってきたと思ってはいたのですが、残暑の残り火でしょうか。ここからは地元の山岳会の方が作られた新道を直登します。写真の右上にある砂防壁の向こう側にその道があります。踏み後はしっかりしておりまして獣道も多くありました。これがなかなかの急登でありまして、疲れちゃいました。枝道に気をつけてがんばること2時間でようやっと稜線です。 ...
  • 鋸岳・甲斐駒ヶ岳 1996年10月14日
    鋸岳(2685m)~甲斐駒ヶ岳(2967.5m) 1996年10月10日〜12日 南アルプス鋸岳へ 甲斐駒ケ岳縦走は、南アルプスでも数少ない薮、岩稜、岩壁、懸垂下降、ルンゼと変化に富んだバリエーション・コースとして人気がある。JR中央線富士見駅付近から西に一見して分かる岩稜がそれで、まるで恐竜の背中のようにギザギザと駒の絶頂につき上げている。特に大ギャップ付近はものすごい迫力でいやがうえにも登高意欲をそそられる。アプローチは釜無川源流、角兵衛沢、熊穴沢などがあるが、最も長くアルバイトは多いが静かで鋸岳の良さを充分味わえる釜無川~鋸岳~甲斐駒ケ岳~黒戸尾根を1996年に裾野麗峰ハイパインクラブの山行で歩いた。 富士川の水源 車利用の場合は2台で行き1台を竹宇駒ケ岳神社駐車場に置くのがベストだ。タクシー利用の場合はJR中央線富士見駅から国道52号線を経て釜無川林道を車止めゲートまで入る。ゲートから林道終点まで約12kmある。しかも登りなので荷物が多いと時間がかかるだろう。長いアプローチでようやく標高約1,300mの林道終点に立つ。ここから横岳峠まで指呼の間だが、釜無川源流を少し登った所に飯場跡がある。遅くなったらこの付近は良いテント場だ。次第に川幅が狭くなり1時間程で釜無川(富士川)水源に辿り着く。 富士川の水源は冷たくて美味しかった。海に出る迄この清浄さが保たれればいいのにね。ここからは稜線に向かって急登と薮漕ぎ。どちらも嫌なものだ。原生林の中をかき分けて突き進む。稜線に向かって直登せず、なるべくショートカットしようと薮を漕いで漕いで3時間、やっと尾根道にでる。しかしここからも急登は続く。この辺りから岩稜の山らしくなりアップダウンも激しくなる。 休憩 見晴らしの良い場所で休憩をとる。このあと自然な落石を目の前で見る。 野営地 目前に大きな第一高点がそびえる。三角点ピークを下ったコルからは厳しそうだ。しかしそのコルが今日の宿泊地、角兵衛沢のコルだ。かろうじてテント2張りの窮屈なガレ場である。 2日目 2日目。3時起床。今日は難所の鋸岳だから天候が悪いと非常に辛くなる。出発。第一高点への直登。両手両足を駆使して槙重に素早くよじ登る。ヘッドランプの明かりが頼りだ。登り切ると第一高点の頂では白んで来た。実に清々しい360度の大展望だ。 鋸岳第1高点 小ギャップ やせた尾根を少し下ると深さ7m位の小ギャップがある。確保をとり順に降りる。小ギャップは東側は切り立った崖となっているので注意してコルに降りた。岩はそれ程脆くなく足場はしっかりしている。しかしこの辺りから赤褐色の岩はぼろぼろで瓦礫の山に巨岩が突き出ているようだ。 コルから一転して急登となる。かなり急な壁で積雪期は非常に嫌らしいだろう。登り切って次の岩の東側を巻くと鹿窓と言われる風穴が東西にあいている。次の難関である大ギャップを巻くルートはこの鹿窓を通るのだ。鹿窓の先は崩壊が進んでおり下降するにはかなり危険であるので戻って大ギャッブを下降する事となった。大ギャップの降り口には立木にクレモナロープが下がっている。下降用ロープは最下地点のコルまでは伸ぴていない。ロープで降り立つ場所は今降りてきた 場所がオーバーハングしており2~3人が立つのがやっと。岩は非常に脆い為、このオーバーハングに身を隠さねば危ない。確保用のザイルがこの下の安全なコルヘ届く事を確認し、最上部で確保しコルまで降りる。オーバーハング部からコルまでは岩が脆く落石が激しい。熊穴沢側にガラガラの沢を100m下り第二高点を巻いて草付を登ると第二高点に出る。眺望が素清らしい。それ程広くない山頂には錆びた剣が立っている。ここから仙丈岳へ登っている仲問に無線で呼びかける。仙丈隊もあと少しで山頂に着くという。ここでは十分時間をとり休憩し、仙丈隊の皆とエールを交換した。少し下るとテントが2つ張れるスペースがある。そして中ノ川乗越へ。 ここからの急登が非常に辛い。甲斐駒がとても遠くに見えた。三ッ頭を過ぎると山が花崗岩になり、白砂の稜線が美しい。六合石室で大休憩。石室は形よく削られた花崗岩のブロックが几帳面に積み上げられている立派な建物だ。甲斐駒山頂まであと2時間弱。奮起して頑張ろう。 白い砂の登りを歩いて行くと山頂に着く。山頂は白い砂に花崗岩と社があり、社は花崗岩のプロックで造られている。振り返ると遥か彼方に第一高点が凛と聳えている。感慨は計り知れないものだ。 雷鳥 羽毛が夏から冬へ変化しつつあった。 下り 後は下りである。黒戸尾根は急なハシゴ、鎖が至る所にあり、木で作られた古いハシゴ等は半ば腐っていて気をつける必要がある。途中には社や剣を建立した岩があり、古くから信仰の対象であった山であることを伺わせる。途中面白い形をした「ホエール・ロック」(鯨岩)が印象的。 七丈小屋 七丈小屋着。テントが4張程張られており賑やかだ。ここまで下ると水は豊富にある。ここでテント泊でもよいが、無人の五合目小屋まで降りてもよい。1時間程度で五合目小屋に着く。小屋の内部は箒と塵取りがある位であった。 3日目 白んでくると降りてきた山に朝日があたり山の形を浮きあげさせていた。下の方には雲がびっしり敷き詰められた雲海だ。鳳凰山のオベリスクのその向こうに富士山が見える。駒ケ岳神社、尾白渓谷駐車場までは3時間ほど。 駒ケ岳神社 駒ケ岳神社に着いた時は何とも嬉しく神社に感謝していた。 Photo: ...