突先山

突先山 (1021m)

突先山は安倍川と藁科川に挟まれた山域にある。バスを利用して突先山から延びる一筋の尾根をたどってみた。

奥長島

静岡駅から奥長島行きのバスに乗る。終点の奥長島で降りるときには私ともう一人の登山客のみだった。雨が降り出しそうな空気。アジサイだけは元気だ。

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アジサイ 2006/6/25 8:26

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奥長島バス停 2006/6/25 8:10

足久保

川に沿ってバス停から足久保川沿いの舗装路を歩く。お茶畑ではお茶を刈っていた。車道の勾配がきつくなり細くなる。メガネのような外観の橋があり、その手前に沢コース登山口の標識があった。沢コースと山腹コースがあるようだが、今回は沢コースをとった。

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あれが突先山? 2006/6/25 8:29

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登山口 2006/6/25 8:44

沢コース

沢コースは足久保川を詰めていくように歩くが、沢を歩くのではなく高巻きながら登っていく。梅雨時でもありじめじめしている。汗が滝のように流れてきた。石や木橋は苔むしていて非常に滑りやすい。

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乗越え石 2006/6/25 9:02

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沢にかかる木橋 2006/6/25 8:53

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三条の滝 2006/6/25 9:08

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おおたる滝 2006/6/25 9:25

全体的には寂れた植林といった雰囲気の森を歩いていく。途中に「三条の滝2分」や「おおたる滝3分」など案内板がありせっかくなので見物した。

釜石峠

植林の中、山腹コースと合流すると釜石峠は近い。釜石峠は植林に囲まれた薄暗い場所だが平らなので休憩には適。右の写真は何カ所かある炭焼き跡のひとつでティーロード整備委員会による案内板が設置されていた。ティーロードって初見だ。

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釜石峠 2006/6/25 9:44

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炭焼き跡 2006/6/25 10:05

突先山

釜石峠からは植林の中、わかりやすい尾根道を登る。847mのコブを越えて登り詰めた所が山頂だ。広くはない山頂には山名票と三角点があった。鳥が賑やかだったのでマイクを向けてみた。
突先山のウグイス

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山頂への登り 2006/6/25 10:10

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突先山 2006/6/25 10:28

稜線林道

林道脇には何か大型の動物を入れるような柵があった。罠のようにも見える。何の動物なんでしょうね。近くには作業小屋のような小屋があった。天候が荒れたらここで休憩するのもよいかも。

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なにかの罠? 2006/6/25 10:39

山頂から稜線をたどる。最初の鞍部まで下ると林道に出た。稜線沿いに林道が延びているのだ。あまり使われていないような林道のようで草が生い茂っていた。

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稜線 2006/6/25 10:36

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林道 2006/6/25 10:38

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作業小屋か 2006/6/25 10:39

大山付近

大山は気づかずに巻いてしまい、その南のピークある電波塔に着いた。ガスの中からいきなり電波塔が現れたのだ。地形図を見ながら歩いていたが、さすがに林道は歩行が速い。電波塔の隣には休憩に良さそうな広場があった。ここから牛ヶ峰へ向かって東海自然歩道が延びている。私は稜線を追った。しばらくは登山道だが、すぐに林道となる。

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電波塔 2006/6/25 11:11

稜線の林道は稜線上のピークをいくつか巻いている。稜線上を忠実を歩こうと覗いてみるとガスの中の笹藪だ。以前に刈り払いされたあとはあるが誰も歩いていないのだろう。先が長いので林道を歩くことにした。

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霧中の藪 2006/6/25 11:05

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大山近くの鉄塔広場 2006/6/25 11:12

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稜線 2006/6/25 11:15

864.3m三角点

なんとこの尾根にはピークごとに電波塔があるようだ。次々と電波塔と出会う。しかし写真の電波塔で林道が終わった。そして三角点に到着する。この辺りから「愛郷の路」と名付けられた尾根道となるようだ。藁科中学校による手作りの道標が見られるようになる。 三角点から急な下りを降りきると植林が伐採された場所を歩く。下草がよく育って歩きにくかった。

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電波塔 2006/6/25 11:42

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864.3m三角点 2006/6/25 11:54

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伐採地 2006/6/25 12:13

林道工事

植林の中に若く青い笹が広がる一角を見つけた。そして再び伐採地にでると林道の工事中だった。稜線の道がわかりにくく、支尾根を下りかけてしまった。人の手が入った場所は気をつけねば。このころ雨が降り出した。雨具を着用する。蒸し暑く不快だが訓練なのだと言い聞かせ。

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若い笹 2006/6/25 12:16

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林道工事中 2006/6/25 12:22

562m三角点

稜線は緩やかに下りながら次の562mの三角点ピークを目指す。最後のピークらしいピークだが地形図の破線路はピークを巻いている。確かに三角点の周辺は踏み跡がなかった。地形図とコンパスがないとルートは分からないだろう。コンパスを合わせて急な下りを慎重に歩く。すぐに「愛郷の路」に乗ることができた。

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562m三角点 2006/6/25 13:01

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稜線をトレース 2006/6/25 13:17

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愛郷の路 2006/6/25 13:27

大原

三角点からは急な斜面をどんどん下っていく。里が近くなり、工場の稼働音も聞こえる。景色の良い場所からは送電線が見えた。地形図通りだ。

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交差する送電線 2006/6/25 13:31

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大原地区の眺め 2006/6/25 14:04

次にはお茶藪が現れた。2m以上伸びてしまったお茶だ。堅くて突破できない。ここでは突破する必要はなく左に歩くだけだ。

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お茶藪 2006/6/25 14:10

大原八幡神社

最後に急斜面を下ると大原八幡神社の裏に出る。手を合わせ無事の下山を感謝。神社の階段を下りる頃には足がかなり疲れていた。

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大原八幡神社 2006/6/25 14:23

中藁科学校前バス停

最寄りのバス停までは歩いて2分くらいだ。バス停に着くとちょうどバスが行った後だった。そこで静岡よりに一つ先の中藁科保育園前バス停まで歩いた。そこは他の路線が合流するのでバスの本数が増えるのだ。中藁科保育園前バス停に着くと5分ほでバスが来たので助かった。

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中藁科学校バス停 2006/6/25 14:28

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トリアシショウマ2006/6/25 9:15

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コアジサイ2006/6/25 10:13

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コナスビ2006/6/25 10:45

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?2006/6/25 10:57

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イチヤクソウ2006/6/25 12:08

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ナワシロイチゴ2006/6/25 12:24

Photo: NIKON COOLPIX4300
Recording: Panasonic SJ-MR240
Mike: audio-technica AT9470

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