富士山
1997年12月6日
御殿場口二合目より宝永山を周り長田尾根を経て剣ヶ峰を目指しました。
宝永山
今日は富士山で雪山訓練というわけで、朝も暗い5時にヘッドランプを点けて御殿場口2合目を出発。二ツ塚を経た後は、急な直登を避けて宝永山の火口に沿って登ることにしました。今日の天気の良いこと!風も無くなんと穏やかなのでしょう。
8合目付近よりの眺め
天候は相変わらず穏やかで寒くもなく、春のようでした。我々6人のパーティの他にも単独の登山者が4,5人頂上を目指していました。
富士山剣ヶ峰
12:00
ついに剣ヶ峰です。写真は測候所手前5mほどのところです。後ろ姿は私で、右には大きな氷の固まりが見えます。
火口壁
火口壁には長大なツララがありました。右の画像では判別できませんが...冬はこんなになるんですね。今まで夏は登ったことがあったのですが。驚きました。
鳥居
12:30
御殿場口からの夏道にある鳥居です。氷に覆われて何倍にも太っていました。自然の芸術、氷柱が光ってきれい。手袋のまま触れると磨き上げられた宝石のようでした。(なんて、宝石など触ることがないのにね)
剣ヶ峰
最後に剣ヶ峰を顧みました。この測候所も2000年にはなくなるとか。下りは足の豆をつぶしてしまい、我慢ガマン、しかしのんびりもしてられないので、すばやく歩きました。それでも駐車場についたのは16:00でありました。標高差2300mはやはりこたえました。しかしすばらしいものを感じました。