奥久慈・男体山 (654m)
2005年4月16日
春になった。最近歩いてないな~。というわけで足慣らしを奥久慈の男体山で。
西金駅から
JR水郡線西金駅のわきにある駐車場に車をとめて歩き出す。国道118号線を渡り、湯沢温泉へ向かって車道を歩く。沢沿いにつけられた道を上っていき弘法堂の先をのっこして下っている道へ進む。
トンネルの脇に降りると駐車場があり、4~5台の車がとめてあった。ここから男体山を往復登山するハイカーが多いようだ。道標はしっかりしていて迷いそうなところはなかった。
付近は桜が満開でとてもきれいだ。
大円地車道
わきの駐車場から少し歩くと大円地の小さな集落があり、男体山から延びる岩肌の尾根が目に入ってくる。
集落の奥から山道に入り、すぐに健脚コースと一般コースに分かれる。今日は一般コースを選ぶ。
最初は薄暗い杉の植林の中を歩いていく。雑木林に出るとぱっと明るくなった。樫の木が多いという。新芽が春らしくいい雰囲気だ。鳥の鳴き声もにぎやかで、私は持参したマイクとMDレコーダを雨蓋から取り出した。適当に録音してみる。
森の音。
大円地越
登山道沿いにあった水場は泥で汚れていた。水場をすぎるとすぐに大円地峠である。広々とした峠には東屋があり、休憩にうってつけだ。
稜線
峠からは稜線沿いに男体山を目指す。左側にガレを見ながらの道はやせた部分もあるので注意しながら歩いていく。ガレの縁からは奥久慈の山々を見渡すことができたが春霞で遠方はぼやけていた。今日は暖かい。
森の音。
山頂
小さなアップダウンを何回か越えると山頂に着く。十数人のハイカーが昼食をとっていた。地元の方に人気の山である。
山頂には社とアンテナ、NHKの設備小屋、三角点がある。社は崖っぷちにあって下をのぞき込むと、その高度感はなかなかのものだ。
山火事跡
下山は男体山神社へ降りた。山頂を後にして稜線をしばらく北へ進むと下山点に道標がある。降りていくとあることに気づく。辺りはクマザサが元気だが木々が少なく、黒く枯れたものが多いのだ。あとから知ったのだが何年か前に山火事があったそうだ。
森の音。
車道歩き
あっという間に男体山神社のわきに下りる。じつはここからの車道歩きが長いのだ。舗装路は足に負担がかかって好きではない。たいがいマメができるし。なんとか国道118号線に出た。
上小川駅
国道118号線に出たら北に向かい久慈川にかかる橋を2回渡る。上小川駅の標識が現れるのでそれに従うとすぐに駅に着いた。
水郡線は本数が少なく、私は上小川駅で1時間以上待つこととなった。西金駅まで歩いた方が速いかもしれないと思うくらいだが、疲れたのでうとうとしながら待ってみた。今回は車道が長かったが、よい足慣らしになった。
Photo: NIKON COOLPIX4300
Cording: Panasonic SJ-MR240
Mike: audio-technica AT9470
タイムテーブル
山行名: 男体山
出発日: 2005-04-16
帰着日: 2005-04-16
到着時刻 | 出発時刻 | 場所 |
---|---|---|
08:40 | 08:40 | 西金駅 |
08:55 | 08:55 | 湯沢温泉 |
09:30 | 09:30 | 弘法堂分岐 |
09:40 | 09:40 | 大円地 |
09:45 | 09:45 | 健脚コース・一般コース分岐 |
10:25 | 10:25 | 水場 |
10:30 | 10:40 | 大円地越 |
10:45 | 10:45 | 稜線 |
11:10 | 11:20 | 男体山山頂 |
11:30 | 11:30 | 上小川駅・滝倉分岐 |
12:00 | 12:00 | 男体神社 |
12:55 | 12:55 | 国道118号線 |
13:10 | 13:10 | 上小川駅 |