山伏 (2014m)

2005年2月11日

雪の山伏は久しぶりだ。がんじゅさんと行く山行も久しぶりだ。体力に自信がなくスノーシューは持たなかった。

登山口

ここに来るたびに駐車場が狭くなっている。川岸に作られた駐車場は川の流れで削られてしまう。安倍奥は変化が激しい。大谷崩れなどもしかり。

雪は登り始めてすぐ出てきたが、出たり出なかったり。アイゼンを付けると重くて歩きにくいからがんばってしまう。

杉の植林帯では雪が圧雪されて凍っていた。滑る滑る。アイゼン装着。がんじゅさんはアイゼンを新調したそうだ。聞くとチタン合金製。手に持ってみると驚くほど軽い！うらやましい。

よもぎ峠から先は雪がいっそう深くなる。いつもそうだ。春先も峠から先は遅くまで雪が残っていたりする。

ジグザグに付けられた道を登っていく。途中いくつかの眺めのよい場所がある。あせらず行こう。

雪が積もっていると山に住む動物の足跡を見つけることが出来る。右下の写真はうさぎの足跡のようだが山伏でうさぎを見たことはない。ぜひ会ってみたいものだ。

夏はヤナギランが群生する山頂も今は雪の原だ。夏に来ても冬に来てもとても気持ちのいい場所だ。

山頂からは聖岳が雄大に眺められた。大無間には雪が少ないようだ。

下山ルートはがんじゅさんお勧めの冬尾根を一部歩いた。雪で笹が埋もれていないと歩けない尾根だが、夏道より短い。

西日陰沢にかかる手製の木橋は大水が出るたびに何度となく流されている。しかしそのたびに新しい木橋が設置されてきた。大変ありがたいことである。丸太を組み合わせて作られた橋に雪が微妙に付いている。アイゼンで歩くのは慎重になる。

同行してくれたがんじゅさんありがとう。

SAPPORO

Photo: NIKON COOLPIX4300

山行名: 山伏
出発日: 2005-02-11
帰着日: 2005-02-11