矢筈山
21世紀の初登山は伊豆の矢筈山です。私の住む富士市からも見ることができる双耳峰です。以前、矢筈山の西にある偽ピークへ登りました。今日は本当の矢筈山を確かめに行きます。
伊豆高原駅
伊豆急下田行きに乗って伊豆高原駅で下車しました。ここから矢筈山へ登るのはポピュラーではありません。だって舗装路を延々と歩くんですよ~。でもいいんです。
大室山
伊東の大室山の山麓を歩きます。これから山焼きだそうです。ひときわ目立つ山容ですね。
矢筈山
のどかな田んぼの中を歩いて行くと矢筈山が見えてきます。下のほうは杉の植林でした。地元の方に言わせると別名マムシ山というくらいマムシが多いのだそうです。秋は気をつけねば。
登山道とカン
登山道にはいたるところに空き缶がつるしてありました。最初見たときはなんだろう?酸性雨の調査かな?と思っていたのですが、どうも道案内のようです。ちょっと風情に欠けますよね~。
火山の名残
矢筈山は火山です。山頂近くの炭焼き小屋跡には岩がごろごろしています。雪も付いていました。山頂は噴火口のようです。
穴からは暖かい湯気が出ていました。小さな亀裂ははるか深くにあるマグマに通じているのでしょうか。温泉が出てきたらどーしよー。ってとりあえず一風呂入るんだろうな~。 すぐそばに山名票もありました。山頂ではじめて西側に展望が開けます。
山頂をちょっと下ったところからの眺め
大室山と伊豆高原の別荘地がよく見えました。雪が降ってきました。しんしんと降る雪に辺りの静けさもいっそう強調されるようです。
Photo: MINOLTA VECTIS300 > FUJICOLOR CD