安倍川東山稜(大光山・十枚山・仏谷山・青笹山・真富士山)

安倍川東山稜縦走(前編)

2000年2月11日〜13日
初めて単独行装備での冬山縦走にチャレンジしました。静岡県梅ケ島から安倍峠に上がってそこから南下するルートです。同行はG氏とA氏率いるY山岳会。 3月18日に後編を決行しました!

梅ケ島温泉

6時19分の静岡鉄道安倍線に乗り、終点の梅ガ島で下車。安倍峠へ。登り始めは雪がなく歩き易かったのですが、最初から急な登りで一汗かきました。

安倍峠入り口

安倍峠へは舗装された林道が走っており登山道は避けて沢筋に通っています。この辺りの熊は冬眠しないそうで注意を促す看板がありました。

雪の沢

安倍峠付近はあまり人が入らないようです。3人の先行者の跡があるのみで、つぼ足歩行となりました。ひざくらいの積雪でも足の抜き差しで疲れました。

安倍峠

いったん車道に上がりました。ここが安倍峠です。建物はトイレです。ここから車道を南東へ進み、道路右側にある大光山への分岐を示す道標に従い谷へ降りて尾根に取り付きます。

こむらがえり

尾根へのとりつきは雪の急登ですので気をつけて進みました。5分過ぎくらいでしょうか、勢いをつけて左足を踏み込むと、こむら返りを起こしてしまいました。イテテテテ。しか~し私にはG氏直伝のバンテリンがあるのだった。すばやく足を露出!バンテリン塗布!軽く屈伸運動!む。なんとか持ちこたえたぞ~。

テント場

足をごまかしながらようやっとテント場まできました。予定より行程が進まず、奥大光山の手前にある広い笹の原でテントを張りました。雪を踏みならしテントを張ってその中にゴロリ。あー疲れたー。夕食はきのこうどんです。疲れて食欲がないですがよく噛んで食べなければ。夜は半分欠けた月が雪を照らしていました。星もまたたいてます。テント越しにG氏とチャット。インターネットからLinux、MZ-80まで久しぶりにマニアックな会話ができました。足が疲労でだるいのですが風も穏やかでぐっすり眠ることが出来ました。

朝の安倍奥

明くる朝は4時30分起床、6時30分出発です。2日目。空気は冷えて締り、いい天気です。朝食はキムチ雑炊。実体はα米+キムチスープ。食欲が無く食べ終わるのに30分もかかってしまいました。

大光山

奥大光山を通り越し、大光山に着きました。「おおぴかりさん」と読むらしいです。南アのテカリ岳といい、みんなもうちょっと素直になれよっ!ってカンジでしょうか。

十枚山

どこから見てもかっこいい十枚山です。この日は南から見ると笹が、北から見ると雪が、2つの顔の十枚さんでした。もういやというほど登って下ってまた登ってと楽しませてくれました。今日の目標はなんとか達成しました。このときすでにかなりバテていました。

天津山(下十枚)

そして十枚峠を経て念願の最高峰である下十枚山こと天津山「あまつやま」に着きました。すでにおなかがグーグーなってます。でも食べ物がのどに通りません。非常に苦しいときであります。

仏谷山

雪が少なくなってきました。地蔵峠を経て笹の中の「ぶっこくさん」です。もうヘトヘトです。もうろうと歩いていました。目指す青笹山にはすでに先行者のテントが設営されていました。と...遠いな。

青笹山

だましのピークを1つこえようやっと青笹山に着きました。何度も来てますがこんなに疲れた青笹山登頂はかつてありませんでした。富士山がきれい。 さっそくテントを張ってなかでぐったりしました。その間にG氏に水を作っていただきました。ありがとう。夕食はα米のチキンライスと牛肉のレトルトです。噛んでも噛んでもなかなかのどに通りません。疲れからでしょう。40分くらいかけてなんとかたいらげました。夜は焼津~静岡~富士~富士宮の夜景がきれいでした。

第2真富士山

3日目です。昨日と同様に6時30分出発。青笹山から鉄塔がある所までは道がありました。鉄塔から先は藪漕ぎでした。どんな藪だったって?なんと笹薮を撮った写真が失敗だったのです。(;_;)これは悲しい。いい藪?だったのに~。藪を越えると雪は少なくなりました。そしてほどなく第1真富士山です。

第1真富士山

稜線より東が植林帯となり、里山っぽくなってきました。2回の急な登りをなんとか登ると第1真富士山でした。このころになると雲が出てきて展望も芳しくありませんでした。ここから南下するルートは思いのほか急な下りでした。山頂直下は東側に巻いたルートが作られていますのでそちらへ行きましょう。

大滝

俵峰への分岐で主稜線と分かれ下山しました。植林の中のなが~い下山道です。途中に大滝と呼ばれる滝があり、凍っていました。みごとなものです。ここの水場は枯れていませんでした。冬は枯れるそうですが今年は暖かいのでしょう。

俵峰

長い下りを降りますとそこはお茶畑でした。さすが静岡。ここからさらに車道を40分ほど歩いてバス停にでます。今回の山行はここまで。次回は真富士山からの続きをぜひ!同行してくれたA氏とG氏に感謝!そして、To be continued!

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