聖岳
1997年12月29日〜31日
薊畑(あざみばた)
1997年の締めくくりは南アルプス聖岳を目指しました。便ガ島からのコースを取ります。今年は12月下旬としては雪が少ないそうです。荷物が重いのと歩く時間が長いのがつらいですが、ラッセルもなく天気がいい上に風もない穏やかな日でした。薊畑に荷物をデポし、サブザックで山頂へ向かいます。画像は薊畑から見た上河内岳です。かっこいい。
富士山
薊畑付近から見た富士山です。高い山へ来ると富士山はどこかとつい探してしまいます。天気がよいのですぐ見つかりました。
聖岳
便ガ島まで来る途中で地元のおばあさんに聞いたのですが、この辺りでは聖岳のことを富士山と呼んでいるそうです。なるほど大きな山です。どっしりとしている。
小聖岳
小聖岳に着きました。ここから先がきつかった。小槍の上でアルペン踊りは出来るのか疑問ですが、小聖の上でアルペン踊りは出来そうです?!。 そんなことを考えてしまった。そうとう疲れてます。
頂上直下の登り
聖岳頂上直下のきつい登りです。私が登る様子を上から撮ってもらったのですが分かりますか。ほんと雪が少なくてよかったよ~。もうバテています。来た道を振り返ってため息のような深呼吸ばかりしてました。しかし上河内岳はかっこいいです。
聖岳山頂!
ついに山頂です。私は先頭と30分も遅れてしまいました。もっと鍛えねばならないようです。山頂はなかなかにぎわっております。しかしさすがに頂上は寒い。早く下るにもまずはごはんを食べましょう。テルモスのお茶がありがたいのです。
東尾根方面
東尾根から来るパーティも多くいたようです。
赤石岳
聖岳山頂より見た赤石岳です。大きくて遠そうです。でもいつかは行ってみたいものです。
聖平から茶臼小屋へ
29日は聖平小屋で泊まって明くる日は上河内岳を経て茶臼小屋まで行く計画でした。しかし30日はあいにくの吹雪。ひどい風と体力が消耗していたメンバーがいたので(私)上河内岳は断念しました。
竹内門
竹内門です。岩の間を通りぬけて登山道があります。通称「問題岩」というそうで!?、ここを通れば道を誤っていない確認となるので「問題岩を通れば問題なし」だそうな。ふむふむ。納得、冬のこんな吹雪の日はありがたい。
帰り道で光岳
31日の朝はまたも吹雪いてしまい茶臼岳の山頂では写真が撮れませんでした。くやしぃ。しかし、日が昇るとどんどん天気が良くなって厳しい冬山は一転して美しい雪山になりました。光岳がいいですねぇ。行ってみたい。足に鉄下駄を履いているような感触を連れて、どうやら今年中に帰宅できそうです。来年もがんばろうっと。