甲斐駒ケ岳

甲斐駒ケ岳(2967m)

2000年8月15日〜16日

以前、鋸岳から甲斐駒ケ岳へ登り黒戸尾根を下ったことがありました。黒戸尾根は古くからの道らしく、たくさんの仏像と剣が印象的なしぶいルートです。今回は黒戸尾根から甲斐駒ケ岳を登り、黒戸尾根を下りるという黒戸尾根堪能の旅です。

竹宇駒ケ岳神社

竹宇駒ケ岳神社です。近くにはキャンプ場もありますが尾白川渓谷の駐車場で仮眠しました。

午前4時に起きると外は大雨。7時ごろまで待ってようやく小降りとなりました。 ほぼ雨が上がったのをみはからって、どんよりした気持ちに勢いをつけ、出発。 尾白川にかかる吊橋を渡ると登りになります。

きつい登り

枯れた笹に挟まれた道を登ります。なかなかの急登。ですが特に滑りやすいというわけでもありません。雨模様なこともあり薄暗くガスが一面に漂っているよう。道中では幾体かの明王様がこちらを見ていました。

熊笹平

笹に広く覆われている尾根に平らで土の見える場所があります。テント場にちょうどよく、 5、6人用が1つ張れると思います。ちょっと離れた大木からは明王さまが見守っています。



杉苔

ササが切れると一面のスギゴケが美しいところに出ました。 薄いガスに包まれて幻想的な雰囲気が漂います。仏像もいるし。

刃渡り

しだいに険しい箇所が出てきます。右の写真は刃渡りと呼ばれるところで、 両側はスパッと気持ちいいくらい谷底へ落ちています。 今日はガスではるか下のほうは見えませんでした。 岩で滑らないように、鎖に頼らないように通過しました。


お社

途中にあった小さなお社には神様名が書かれた碑や仏像やらが、 いろいろ置いてありました。

新旧の五丈小屋

五丈小屋は無人小屋です。新しい小屋と古い小屋がちょっと離れたところにありまして旧(左)の方はぼろぼろで使用禁止と書いてあります。いまにも崩れそうです。新しい小屋は(右)で、新しいといってもかなり古いけどしっかりしてます。新五丈小屋からの道はいったん下ってから登ります。


道中に剣が見られるようになりました。 この剣は長さが1mから2mでおそらく鉄でできており、よく錆びています。 切れそうではなく、かざりのようなものです。信仰上の意味はわかりません。 摩利支天までの道中、特に岩のてっぺんに「どうやって乗っけたの?」と思わせる箇所にあります。

キレットの橋

深く落ち込んだキレットのような箇所には真新しい橋がかかっていました。 線路の枕木のような橋で、その木の間隔がなんとも恐かったです。(私だけでしたが)なんか木と木の間に靴が入りそうで。

七丈小屋

七丈小屋は有人小屋で頑固そうなちょっと口の悪い?御主人がいます。 我々は自炊だったのですがキャベツやらキノコの味噌汁をおすそ分け頂きました。 その味噌汁のおいしいこと!キノコっておいしいなぁ。小屋の主人は料理が上手ですね! こんどは食事付きで泊まりたい。水は豊富にあるようです。

七丈の石

天気はよくないのですが、明日はよくなると限らないのでサブザックに荷物を移しかえて山頂を往復することにしました。お腹がすいていたので写真の像の左手のモノがお芋に見えました。

八合目

頂上への道は白い花崗岩の大きな岩をいくつも乗り越えていきます。大きな岩の上には碑や仏像、剣が立っています。まさに信仰の山の趣です。ダケカンバにハイマツが出てきたらもうひとふんばりで、八合目御来迎場です。ここは広く平らでビバークできそうです。鳥居が目印。白い山が見えてきました。甲斐駒ケ岳は花崗岩が多く、真っ白できれいです。

駒ケ岳神社本社

天気もよくなって青空が広がってきました。山頂近くには駒ケ岳神社の本社があります。りっぱな石つくりです。古い剣も右に見えます。

駒ケ岳山頂

山頂ではポカポカとよい天気に恵まれました。山頂にはお社があって中には不動明王と思われる仏像が3体、安置されています。白い砂が太陽光を反射して眩しい。予定よりも速く着いたので、30分ほど休憩し、七丈小屋へ戻りました。小屋へ着くころには雨が降り始めました。


下山

次の日は雨こそ降っていませんでしたがどんよりした空模様。下山だけなので気負いも無くのんびりと歩きました。黒戸尾根のコースは人が少なく静かで好きです。この山行では仏像をたくさんデジカメで撮りました。それが災いしてか下山中に熊笹平付近で突然シャッターが切れなくなってしまいました。保証期間中でしたので無償で修理してもらいましたが.....。

花の同定にはらくださんに協力いただきました。どうもありがとうございます。

タマアジサイ

レンゲショウマ

マイヅルソウの実

ホトトギス

コウヤボウキ?

ギンリョウソウの実

ミヤマシシウド?

ミヤマダイモンジソウ

?3

ミヤマダイコンソウ

タカネビランジ

ギンリョウソウ

Phot: NIKON COOLPIX800

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