八森山・三星峠

八森山~三星峠

昨年の11月に安倍奥の八森山へ登った。北東の尾根から登り北へのびる尾根で二王山つなげるルートであった。今日は東の尾根から登り南の尾根を下り、三星峠を越えて中平へ下りようと計画。下山ルートで道を誤って登り返すなどしたために予定より下山が遅れてしまった。ルートの詳細はがんじゅ氏の記録に譲るとして私は例によって軽い日記風で紹介しよう。

渡から

この冬は暖冬という予報だったが寒い日が続く。しかし冬型の気圧配置が強く太平洋側では雪や雨が降らない。安倍奥も山伏まで行けば雪が多くあるのだろうか。寒い。雪の心配もありアイゼンを携行した。山肌を見る限り雪はなさそうだったが。前回と同じ渡(ど)の吊り橋付近に駐車する。吊り橋を渡り、渡りきった所の尾根の南側の尾根に取り付き登っていく。

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吊り橋 2006/1/8 9:33

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これから取り付く尾根 2006/1/8 9:36

登り

はじめはいつものように急斜面の植林の中の登りだ。尾根を外さないように一番高い背に沿って歩く。

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登りはじめ 2006/1/8 9:41

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安倍川東岸の山 2006/1/8 10:05

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眼下の集落 2006/1/8 10:06

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安倍川東岸の山 2006/1/8 10:17

お茶畑と作業小屋

しっかりした踏み跡を何度か横切る。モノラックが現れお茶畑と作業小屋があった。さらに上部には小屋の跡と石垣がある。

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作業小屋 2006/1/8 10:27

そして踏み跡は薄くなり、登り勾配がどんどん急になってくる。雪はなく植林のため落ち葉も積もっていないため足場が滑ることはない。しかし急だ。

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急斜面 2006/1/8 10:52

八森山

ようやく斜度が緩くなると北東の尾根と合流し笹藪が出てくる。これを進むとすぐに八森山の山頂だった。下山は南の尾根を下りるのだがここで道を誤った。薄い踏み跡を頼りに西の尾根へ進んだのだ。踏み跡はあるが笹が濃い。急な笹藪の斜面をトラバース気味にどんどん降りていく。地形が予定と違うので間違いに気づき来た道を戻る。山頂で一休みした後になんとなく歩きだすとこんな目にあう。

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ささ藪へ 2006/1/8 11:14

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八森山 2006/1/8 11:41

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道を誤る 2006/1/8 12:19

道誤りと修正

進路を修正し気を取り直して歩き出す。この先のポイントは三星峠なのだがその場所は曖昧なものだった。尾根から尾根へ乗り移るような場所にあるのだ。

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三星峠の道標 2006/1/8 12:35

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鹿柵 2006/1/8 12:40

この辺りでは順調に思えた。

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真富士山 2006/1/8 12:48

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竜爪山 2006/1/8 12:48

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わかりやすい尾根 2006/1/8 12:54

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三星峠への道標 2006/1/8 12:58

道誤りその2

わかりやすい尾根をずんずん下っていくと途中に狩猟用の散弾を入れるケースがたくさん捨てられていた。そこで休憩するも道誤りに気づかなかった。そしてさらに下りてしまう。植林の間から頭上に送電線が見えてきた。そして送電線の鉄塔が見えた。おかしい。左に見えるはずが右に見えるのだ。ここで間違いに気づいたのだった。

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道誤り中 2006/1/8 13:09

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散弾ケースのゴミ 2006/1/8 13:14

このまま下れば柿島の集落に出る。地形図では波線路で、とにかく現在位置が分かった。このまま下りるか、道を戻るか考えるべきところだが、あまり考えずに登り返した。

三星峠

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軌道修正中 2006/1/8 13:55

150m以上は登り返しただろうか。三星峠はわかりにくい峠で急斜面をおそるおそる下りていくと突如現れる。地形図を見るとここから波線路で中平まで行けるようだが遭難も起きているルートである。そっちはやめよう。

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軌道修正中 2006/1/8 14:34

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藪の中を急降下 2006/1/8 14:44

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三星峠 2006/1/8 14:47

中平下降点

日も暮れ始めていたためわかりやすい送電線の巡視路を下りることにした。三月山へ向かう稜線上にある

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目標とした送電線鉄塔 2006/1/8 15:07

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巡視路を利用した登山ルート 2006/1/8 15:11

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井川の山々 2006/1/8 15:15

下山路でほっとする

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巡視路を下ると残雪 2006/1/8 15:16

北斜面には残雪があった。日が落ちていくと山に斜めから日が差してかっこよかった。

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斜陽で立体的だった 2006/1/8 15:26

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青笹 2006/1/8 15:37

中平

下山するとすぐに辺りは暗くなり、車に着くころには真っ暗になってしまった。自分たちの計画の甘さを知る山行であった。反省。

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中平 2006/1/8 16:10

Photo: NIKON COOLPIX4300

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