山伏 (2014m)
今日の山伏は蓬峠から南東に延びる尾根の端から登ります。ルート案内はおなじみがんじゅさんです。
尾根の取り付き
西日陰沢の林道を登っていくと西日陰沢登山口と大谷崩れへの分岐があります。その辺りから尾根へ取り付きます。
これがじつに激しく急な登りです。途中で一休みなど出来ません。ずーっと足下が不安定な急な斜面なのです。ササがでてくるとちょっと緩くなります。
ずんずん登る
最初から急な登りでずいぶん疲れてしまいました。安倍奥の山はこの手のパターンが多いですね。
写真のようにガレた場所や尾根が痩せて宙に浮いたような(大袈裟)ところがあり気をつけました。
尾根道の真ん中には鹿のものと思われるたくさんの糞が放置(あたりまえ)されていました。ヤブの濃さはムチャクチャ濃いわけでもないけど真夏は歩きたくないくらい。
峠の手前
下の写真は蓬峠手前のピークです。岩に樹木がへばりついています。なにしろヤブ漕ぎをしているといきなり大きな岩が重なり合うピークがどどーんと現れるので驚きです。
上の写真はなんでしょう?じつは一面のコケです。大きな平たい岩に育っていました
蓬峠
山伏登山ではいつもおなじみの蓬峠です。右の写真は蓬峠を上から見下ろしたところでこれから峠へ下ります。赤いベンチがかわいらしいですね。
富士見峠付近~
蓬峠に雪はありませんでしたが富士見峠を過ぎた辺りからちらほらと残雪が見られました。稜線近くなると下の写真のようにまだ多くの雪が残っていました。
山伏山頂
この日の山頂はごらんのように薄いガスが広がっていました。それほど寒くなかったのは幸いでした。
新窪乗越
山伏から新窪乗越への道は北側を巻いているカ所が多く、地面に日が当たらないためか残雪も深いようです。私はスパッツを持っていなくて、たびたび靴の中に雪が入ってしまいました。
新窪乗越の残雪には穴がぽっかりと開いていました。?なぜ?
ダッシュで下る
稜線の南側は日も差していてさっきまでのガス模様がウソのよう。走るように下っていくがんじゅさん。
左の写真は「最後の水場」と案内がある場所です。雪解けの影響かいつもよりずいぶん多くの水が流れ出ています。登山道が沢のようになっているカ所もありました。
お疲れさま
扇の要まで下りた後は登山開始点まで林道をひたすら歩きます。いつもながらルート案内してくれたがんじゅさんありがとでした。
下の写真はこの辺りの工事を施行している白鳥建設の安全PRキャラクタ?です。タヌキの兄弟がかわいい。
スミレ |
エンレイソウ |
バイケイソウ |
Photo: NIKON COOLPIX800
タイムテーブル
山行名: 山伏
出発日: 2003-04-27
帰着日: 2003-04-27
到着時刻 | 出発時刻 | 場所 |
---|---|---|
09:05 | 09:05 | 尾根取り付き(駐車) |
10:20 | 10:20 | 痩せ尾根 |
11:00 | 11:00 | 岩場 |
11:05 | 11:15 | 蓬峠 |
12:40 | 12:40 | 牛首峠分岐 |
12:50 | 13:40 | 山伏山頂 |
14:55 | 15:10 | 新窪乗越 |
15:40 | 15:40 | 扇の要 |
16:30 | 16:30 | 尾根取り付き(駐車) |