青薙山・稲又山

青薙山~稲又山

2001年8月18日
白峰南嶺の青薙山、稲又山へ登りました。同行はがんじゅさんです。

登山指導センター

我々は車で井川まで入り畑薙第一ダムの少し先、登山指導センター前のゲート手前に駐車。まずは1時間ほどの林道歩きです。何度か行き交う東海フォレストのバスやダンプカーに気をつけて淡々と黙々と歩きます。

畑薙大吊り橋

畑薙大吊り橋の辺りでちょうど林道歩きの半分くらいでしょうか。吊り橋の脇には避難小屋が設置されていました。

登山口

広くて立派な林道を歩いていきます。行きはまだよくても帰りがツライっすよねぇ。

めげずにどんどん進んで行くとコンクリートの階段を見つけます。そこが青薙山登山口です。

ぐいぐい登るのだ

ここからは急登の連続、木が生い茂る山肌にへばりつくように付けられたジグザグの登山道をぐいぐい登ります。途中ガレを4回横切りました。標高1650mの辺りで急登は一転して左手を山にトラバースとなります。まもなく池ノ平に着きます。

池ノ平

池ノ平は大量の水がコンコンと湧き出ていてすばらしい所です。できればここで宴会、否、いかんいかん。先を急がねば。水をたっぷり補給して赤崩の頭へ。


赤崩

池ノ平から急な尾根をひと登りで明るい空が見えてきます。そこが赤崩の縁です。昔の登山道は崩れてしまっていて山側に新しく、しかししっかりした踏み跡があります。写真のように縁を歩くとなかなかドキドキしました。とても大きな規模で崩壊していて、足下に地面があるのか怪しいくらいです。山側はアアミが生い茂り我々を谷へ追いやろうとしています。おー恐。

しかし慎重に行けば大丈夫。赤崩をあとにしてアザミのブッシュへ突撃!イテテテテ。くるくる回りながら突破。

密林を行く

赤崩とアザミ帯をやり過ごすと満開のカニコウモリの花と背の高いシラビソの密林があいまってとても神秘的な所へ。斜度も緩やかになって周りを見る余裕がでてきました。その他にもトリカブトとアキノキリンソウ?がたくさん咲いていました。そのうちダケカンバも現れ、クマザサ?に辺りが覆われてまるで深南部の雰囲気が漂っていました。いいですねぇこのカンジ。

そしてこの写真が青薙山直下の最後の急登です。どんどん斜度がきつくなりただひたすら歩くのみ。一歩一歩が肩に腰に足にきます。こりゃ鍛えなきゃアカンなぁ。

山頂付近の草原

青薙山の山頂付近は広めの二重稜線でテント場が各所にあります。宴の後らしきゴミまで見つけてしまいました。なんとビア樽まで捨ててあったのだ。

青薙山山頂

!山頂です。立派な山名標識がなく、渋いカンジがとてもいいです。天気が怪しくなってきたのでシラビソの林の中にテントを張らせていただきました。シラビソに囲まれた静かなテン場でした。山頂では光岳方面が開けているのですが残念ながらガスの中で展望はありませんでした。デジカメも濡れて調子悪くなっちゃうしー。晴れてほしかったなぁ。

二代シラビソ

4時に起床すると小雨がテントを打ってました。今日の行程はどうしようかと悩みましたが、しだいに天気も回復してきたので、テントを置いて稲又山へピストンすることにしました。右の写真は二重稜線のくぼみにあった二代シラビソです。

ルートに注意

二重稜線はガスに巻かれると往々にして迷います。地図をしっかり見て慎重に赤布、テープを参考に踏み跡をたどれば大丈夫です。ここでのポイントは稜線上にある右の写真の岩と立ち枯れたでしょうか。ここまできたらちょっと西へ降りてから再びこの稜線の延長にに出ましょう。

するとまもなく稲又山と山伏への分岐が現れます。よく登っている山伏の名がこんな所に出てくるのはなかなか感慨深いです。ここから山伏までのルートは最難関であると、さまざまな本に書かれています。もっと精進して行ってみたいな~。この分岐から先は踏み跡こそしっかりしてますが倒木やブッシュがなかなか激しいです。でもそれも楽しいくらいのちょうどよさ。

一瞬の展望

朝からガスの中の歩行でしたがなんと展望カ所でガスが一瞬だけ晴れてきました。すばらしい景色でした。



ガレと倒木と

一瞬だけ拝めた絶景でしたが満足しますと、登山道はコケが生い茂り倒木が散乱してきます。東側にガレを見て通過し、登りが急になってきます。荷が軽いのでどんどん歩きました。神秘的な山道でした。


稲又山山頂

稲又山はこれまた質粗な山名標識と三角点だけのしぶーい山でした。山頂よりちょっと先に降りたところにテントはたくさん張れそうです。山頂にも2つくらいは張れるかな。 今回は1泊にしては、なかなか内容が盛りだくさんだったような気がします。ここはいい山域ですねぇ。またくるぞっ!そしてがんじゅさん、ありがとうでした。

見られた花ただいま調査中です。(って、ただ図鑑で調べるだけです)

カニコウモリ

アキノキリンソウ

トリカブト

オヤマリンドウ

バイケイソウ

Photo: NIKON COOLPIX800

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