鍋割山(1273m)
2000年11月12日
秋も深まり晴れた休日。丹沢ブナ党のブナの実生結実調査に裾野麗峰ハイパインクラブの仲間と一緒に同行しました。
大倉の林道
ゲートから四十八瀬川右岸林道のゲート前に駐車し歩き始めました。天気はよく晴れわたっていました。
銅像(どなたか忘れました(^^;)の脇を通ると二俣はすぐそこです。
二俣
ここまでは四十八瀬川左岸林道から車が入れるようです。勘七沢を渡ります。水位は低く飛び石をつたって渡れました。使用しませんでしたがフィックスロープもありました。
訓練所尾根へ
二俣から鍋割山稜へ延びる尾根を通称「訓練所尾根」というそうです。下草はほとんど枯れて落ち葉に埋まり気持ちの良い山歩きでした。
紅葉もまだまだキレイなものが残っていました。日当たりの良い尾根沿いにはリンドウなども多く見られました。
鍋割山稜二俣分岐
ここまで上がると葉を付けた木は少なく冬枯れの寂しい雰囲気です。気温が高いようで遠方に見えた富士山は霞んでいました。
稜線には1匹のシカがいました。塔の岳のシカもそうですが、人を恐れません。というかおねだりしてきます。ザックを開けると近寄って鼻を差し出します。でもエサを与えてはいけません。ツノはカッコイイですね。なぜか左右対称です?
ブナ実生結実調査
二俣分岐から塔ノ岳方面へ歩いて大丸(1386m)付近にてブナの実生結実調査を行いました。
結果は「豊作」です。よかったよかった。と喜んでばかりもいられないようです。しかし難しいことはこの日記から外しましょう(^^;)。左の写真はブナの実です。皮を剥いて食べてみました。シイの実よりウマイ!(変な表現だなぁ)
鍋割山稜を行く
大丸からは塔ノ岳と尊仏山荘が見えました。
冬枯れの鍋割山稜はなかなかいいトレールでした。歩きながらブナの実を拾ったり辺りを眺めたりとあっという間に鍋割り山に着きました。
鍋割山山頂
山頂には鍋焼きうどんで有名な鍋割山荘があります。今日もおいしいうどんを頂きました。すごいボリュームで満腹過ぎ!
下山は後沢乗越へ
カヤトの山頂から南へ延びている尾根を下ります。しだいに尾根がやせてくると後沢乗越で、二俣への下降点です。
乗越からは沢沿いに下ります。林道に出るとペットボトルがたくさん置いてありました。ボランティアがペットボトルに沢の水を入れて鍋割山荘へ上げるそうな。あのうどんがとてもありがたくなりました。
ムラサキシキブ |
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マムシグサ |
Phot: NIKON COOLPIX800